チェーンフレックスは、ケーブル保護管エナジーチェーン内での直線動作の使用に特化して設計されており、その性能は証明されています。
しかし使用方法や動作は複雑化し、捻じれ動作への需要が高まってきました。捻じれ動作のある場合、曲げ半径、走行距離などが一定でないため、ケーブルの寿命計算は容易ではありません。また、シールドケーブルは捻じれ動作での使用が大変難しいケーブルでもあります(シールドは通常編組構造をとっています)。ケーブルが捻じれに強いかどうかは、使用方法とケーブル組付けにも大きく左右されます。
シールド無しケーブル、特に束撚り構造のチェーンフレックスは、多くの捻じれ動作で使用することができます。
捻じれ動作時、シールドとその他の要素は逆方向に動きます。編組構造のケーブルにネジレを加えると、シールドにストレスがかかり、破断を引き起こします。