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イグスの3Dプリント材質は、従来の樹脂と比べ最大50倍の耐摩耗性を備えています。そのため部品が動きながら接触する箇所には理想的な材質です。このページでは、食品適合性やESD対策などの特別な要件を満たす材質をご紹介します。
_当社のオンラインショップでは、3Dプリント材質に関する詳細な技術情報と加工手順をご覧いただけます。 Bambu Lab社、Prusa社、Ultimaker社の標準的3Dプリンターで当社のフィラメントを簡単に加工するために、材質情報をダウンロードすることもできます。_⯈3Dプリント材質オンラインショップへ
イグリデュールプラスチックの共通点は?
すべてのイグリデュール材質には、すべり軸受用に特別に開発された同じ基本材質が含まれています。つまり、固定潤滑剤が組み込まれているため、自己潤滑性と耐摩耗性を備えているのです。イグリデュール基本材質の特性に関する詳細は、すべり軸受Wikiをご覧ください。

イグリデュール3Dプリント材質は、多用途に対応するオールラウンド材質で、通常の使用条件下でのあらゆる摩擦用途に使用できます。
売れ筋は、レーザー焼結粉末イグリデュールi3とトライボフィラメントのイグリデュールi150です。
一方、より高い曲げ強度や耐熱性を必要とする場合は、イグリデュールi230が最適です。

このカテゴリーには、120℃以上の持続的な常用温度に耐えうる(変形せず)3Dプリント材質が含まれます。このような高い常用温度に対しては、耐摩耗性トライボフィラメントやレーザー焼結粉末を採用しています。
耐熱性トライボフィラメントを加工する際には、どのような点に注意する必要があるか?

イグリデュール i10は、高い延性と低吸湿性を特徴とする耐薬品性レーザー焼結材質です。このため、電気めっき産業では、弾性の軽量化機能部品として理想的な材質です。イグリデュール i10は、食品規格に準拠しているため、食品・包装業界での使用にも適しています。
3Dプリントサービスツールに用いられる各材質の耐薬品性については、材質オンラインショップの「テクニカルデータ」か、各材質の「詳細情報」でご確認いただけます。
プラスチックの場合は、各種化学薬品に対する耐性を試験しますが、混合物については考慮しません。試験は、すべて室温を基準として実施します。プラスチックの耐性は、耐性あり(+)、条件付きで耐性あり(0)、耐性なし(ー)に分けられます。

当社の3Dプリント材質には、食品・包装業界で安全に使用できるよう、食品適合性規格に準拠した材料もあります。食品適合性とは、食品と接触する材質において、移行するプラスチック成分の度合いについて試験済みであることを保証するものです。EU規則10/2011および米国のFDAはこの限界値を定めており、その値を超えた材質は食品安全性を満たしていないことになります。接触許容時間にもその役割が存在し、FDAまたはEU規則10/2011の適合宣言書と周囲温度によって異なります。
食品接触向けトライボフィラメントを使用した3Dプリントに関するヒント:

イグリデュールを使用した3Dプリント品と、PLA、ABS等その他材質および製造方法の比較を行いました。
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オンラインの3Dプリントサービスを利用すれば、わずか数ステップで、カスタマイズされた付加造形部品を作ることができます。
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