解決方法
キャンピングバトラー(Camping Butler)内には、手動で廃棄物タンクを入れる容器があります。廃棄物のタンクを挿入した後、容器側壁がベアリング付きの2本の精密シャフトによって浄化槽に適合し、タンクが容器内部に固定されます。さらに、エナジーチェーンが安全なエネルギー供給システムを確保しています。容器自体に、Z軸2軸のドライリン ルームガントリーが搭載されています。このシステム一式は、モータ、カップリング、エンコーダと共に組立済みで直交ロボットとして納品されます。これは、ドライリンZLW歯付ベルト駆動アクチュエータ2つ、ZLMカンチレバーアクチュエータ1つ、Z軸用アクチュエータZLW2つで構成されています。リニアガイドキャリッジには、無潤滑のスライド部が搭載されており、正確にガイドします。
操作は全自動でシンプルです。タンクの挿入後、直交ロボットのZ軸の1つに取り付けられたグリッパーを使ってタンクの蓋のネジを外して開きます。タンクの入口には、2つ目のZ軸に接続されたアタッチメントがあてられ、そこから水が注入されます。ギアで容器と直交ロボットを180度回転させて、タンクの中身を空にしたり、すすぎを行ったりします。ギアが容器を元の位置に戻し、自動扉が開き、洗浄されたタンクを取り出すことができます。