イグスがはんだ付けに採用している方法とは？

はんだ付けの方法は、様々なタイプに分けられています（DIN 8505に準拠）。はんだ付けには、軟質はんだ付けと硬質はんだ付けの2種類があります。はんだの液相線温度は、軟質はんだ付けでは450℃以下です。硬質はんだ付けでは450～900℃です。通常、硬質はんだ付けは、軟質はんだ付けよりも機械的に安定した接合が可能です。

手作業のはんだ付けに技術サポートが必要な理由は？

手作業でも品質と安全性を高める方法

電気接続には、圧着接続とはんだ接続の両方が適しています。通常、長期間にわたって一定の導電性を確保する場合や、接続部分を恒久的に密閉する場合は、はんだ接続が使われます。
 
ただし、はんだ付けをする際には、その作業内容を正確に捉える必要があります。一見簡単に見えるかもしれませんが、技術を必要とする複雑なプロセスであることが分かります。このホワイトペーパーでは、はんだ接続を用いた製造中に起こる重大な間違いについて説明しています。また、ケーブルやエネルギー供給システムのハーネスを例に、産業環境において手作業よりも技術サポートを受けたはんだ接続が好ましい理由を説明しています。
 
さらに、はんだ付け結果の再現性がもたらす経済的なメリットについても解説しています。最後に、人および材料に対する手作業のはんだ付けのリスクと、それを最小化する方法について紹介しています。
 

機械によるはんだ付けのメリットとは？

機械エンジニアやシステムインテグレーターは、圧着接続に完全に依存できない場合、はんだ接続の質に特別な注意を払わなければなりません。これが、長期間にわたって一定の伝導性を確保し、ガスや液体などから接続ポイントを恒久的に保護するための唯一の方法です。
 
機械によるはんだ付けのメリットは他にもあります。

• 再現性のある品質
• 統合された吸煙システムで作業場の安全性向上

産業用ハーネスのメリット

チェーンに最適なドライブケーブルで世界No.1

Siemens、Fanuc、Mitsubishiなど様々なメーカーに対応した、カメラケーブルからCAT7イーサネットケーブルまで、幅広いラインアップを揃えています。すべてのケーブルで以下のコスト上の利点を実現できます。

• ケーブルメーカーからハーネス済みケーブルを入手可能
• 同じ電気特性を持つ最大7つの価格クラス
• センチ単位でご希望の長さを指定可能
• 最小発注数量なし
• 素早い出荷
• カタログ外のハーネスも可能

イグス製品が約束を守り続ける理由

UL verified(検証)：イグスは、世界的に認められている「Underwriters Laboratories」試験機関から最高の認証を受けています。

3,800m²の試験施設での30年以上の経験と700回もの並行試験により、ケーブルとすぐに取付可能なハーネス済みシステムの寿命を確実に予測することができ、自信を持ってケーブルの36ヶ月保証を発行しています。
 
チェーンフレックスケーブルの約束が検証されたのは、ドイツの企業では初めてのことです。複雑な認証プロセスを経て、米国の「アンダーライターズ・ラボラトリーズ」機関は、 "igus 36-month chainflex cable guarantee and service life calculator based on 2 billion test cycles per year“ （年間20億回のテストサイクルに基づく、チェーンフレックスケーブル36ヶ月無償交換保証と耐用年数計算）の約束の正確性を確認しました。これにより、ケルンを拠点とする当社は、試験機関によって広告文が確認されたヨーロッパ初の企業となりました。将来的には、世界中の工場から出荷されるすべてのチェーンフレックスケーブルに、イグスを示す独自の番号（B129699）が付いた UL マーケティングラベルが貼られます。
 
これらが投資プロセスに対し、信頼性や計画の安全性を生み出します。外部機関による確認があるためなおさらです。UL verified(検証)と対応する認証プロセスに関して、すべてこちらから無料でご覧いただけます。

技術を上げて、コストを下げる

最大88%の組立時間の節約、最大48%の軽量化、保管コストの抑制のためのソリューションを紹介します。
 
技術向上およびコスト削減のため、お客様の用途に応じたコストの見直しと最適なソリューションについてご検討ください。