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エナジーチェーン内でケーブルを長期間安定して使用するには、ケーブルそのものの性能だけでなく、適切な配線と固定も重要です。ケーブルに不要な張力が掛かった状態で使用すると、曲げ部分などに負荷が集中し、摩耗や損傷につながる場合があります。今回は、ケーブルのテンション調整とクランプの役割、正しい配線方法、不適切な配線例について解説します。
エナジーチェーン内では、ケーブルが曲げ動作に合わせて自由に動ける状態を確保しながら、適切な位置を維持する必要があります。そのために重要なのが「テンション調整」と「クランプ」です。
ケーブルが適切な位置に調整されていない場合、エナジーチェーンの動作に伴って一部のケーブルへ継続的な負荷が掛かることがあります。代表的な例を紹介します。
テンション調整では、「ケーブルを強く張る」ことが目的ではありません。エナジーチェーンが動いた際に、ケーブルへ不要な張力が掛からず、チェーン内で適切に動ける状態を作ることがポイントです。
適切な配線を行うためには、エナジーチェーン内でケーブルを扱いやすいことも重要です。チェーンフレックスは、エナジーチェーン内での連続可動を想定して設計された可動ケーブルです。
イグスでは、エナジーチェーンのタイプやケーブル径、荷重条件、設置スペースなどに合わせて選択できる複数のケーブルクランプを用意しています。ここでは代表的な2種類を紹介します。
エナジーチェーン内のケーブル配線では、ケーブルの種類や外径、曲げ半径、ストローク、使用環境などによって適切なテンション調整や固定方法が異なります。ケーブルやクランプの選定でお困りの場合は、イグスの技術担当者までお気軽にご相談ください。