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イグスのロボットケーブルかわらばん・第9回は、チェーンフレックスケーブルの耐摩耗性についてお届けします。クリーンルームで使用できるクリーンルーム クラス1のケーブルもご紹介しています!

エナジーチェーン内のケーブルで長寿命を実現するために外被に求められる性能は、耐紫外線性、低温での柔軟性、耐油性、コストの最適化など多岐に渡ります。
その全ての要素に共通する必要特性は、“耐摩耗性が高い”ことです。チェーンフレックスにおける耐摩耗性の高さは、他の材料からの影響を最少にすると同時に、柔軟性かつケーブル全体のサポート性も維持する必要があり、最適な材料と高圧充実押出により実現しています。
チェーンフレックスの耐摩耗性を評価するために、競合メーカーとの摩耗比較評価試験を実施しました。この試験は、各ケーブルをエナジーチェーンのクロスバーに押し付けた状態で摺動動作をさせ、被覆の削れ量を比較した試験です。
試験条件

試験装置:ケーブル摩耗加速試験機
加重:0.5kg/m
速度:1~2m/s
温度:室温
可動回数:100 万回(往復)
試験結果

クリーンルーム内での可動実績 17万DS/日 x 365 x 5年 ≒ 3億DSを低摩耗使用
イグスのチェーンフレックスケーブルはフラウンホーファー生産技術オートメーション研究所での測定により、ISOクリーンクラス1または2が認証されています。
チェーンフレックスケーブルは、制御・動力ケーブル以外にも、データケーブル、動力ケーブル、バスケーブルなど、様々なタイプのクリーンルーム対応ケーブルを提供しています。
クリーンルーム対応ケーブルに関するご質問・お問合せは、以下のフォームよりお気軽にお送りください。技術担当者が選定をサポートいたします。