解決方法
Arnold社は革新的な電動スクーター用リフトのコンセプトを実現するため、硬質アルマイト処理アルミニウム製ダブルレール、キャリッジ、ステッピングモータ、制御システムからなるリニアシステム、
ドライリンSLW 25120を使用しています。ドライリンのレールは、出入り口エリアの壁面にコンパクトに設置することができ、完全無潤滑なため、鉄道車両に設置するうえで大きな利点があります。スクーターは外部から汚れを持ち込み、さらに潤滑剤は汚れを引き寄せるため、無潤滑であることが不可欠でした。イグスのスライド部のプラスチックは減振性に優れているため、スムーズな動作が可能です。また、駆動部はセルフロック式のため、リフトは希望の位置にしっかりと固定されます。
このシステムは迅速に導入可能で、コンセプトのテストにも成功しました。リフトの機能はとてもシンプルです。スクーターを設置してボタンを押すと、送りねじが駆動しスクーターが上に引き上げられます。