ブラジルの充填工場では、複数のコンベアベルトに、従来型の金属製深溝ボールベアリングを使用していました。金属製ベアリングには2週間ごとに潤滑剤をさし、定期的にメンテナンスをしなければなりませんでした。シャフトが腐食すると、予定外のダウンタイムが発生していました。

こうした問題を回避するために、試験的に60個のイグボール 球面インサートベアリングがコンベアベルトに取り付けられました。金属製ピローブロックベアリングとフランジ型ベアリング向けの標準球面インサートベアリングは、イグリデュールJ材質から射出成形されています。球面インサートベアリングは、メンテナンスフリーで耐食性があり、潤滑剤は不要です。