NFPA

以前は、機械設計者が移動用途にケーブルを使用する際、NFPA 規格に準拠することは困難でした。2012 年まで、NFPA 規格は AWM ケーブルの使用を認めていなかった。2012 年の改訂後は、特定の AWM ケーブルの使用が許可され、その多くは柔軟性の高いアプリケーションに使用できます。UL 規格とともに、NFPA 79 はアメリカの機械の電気設備の技術仕様に準拠するための重要な基礎と考えられている。米国で機械を稼働させる前に、機械を構成する個々の部品がNFPA79規格に従って正しく組み立てられているかどうかがチェックされる。

NFPA 79 規格には、AWM ケーブルが満たすべき要件が記載されています。最も重要な要求事項のいくつかを以下に要約する。

• この規格では、AWM ケーブルが承認された機器に使用されることが確認され、製造者の指示に従っ て使用される場合、AWM ケーブルを許可しています。 igus® の多くのお客様は、例えば chainflex® ケーブルを使用しています。これは、移動用途向けに特別に開発され、その多くにUL AWM マークが付いているからです。
• NFPA 79 規格は、撚り線の最小数、難燃性、肉厚など、AWM ケーブルのケーブル構造要件の一部を定義しています。
• また、この規格は、ケーブルが対応するUL AWMスタイルページの全ての要求事項を満たすことを要求しています。