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産業用ロボットとは、製造業向けに開発された自動化機械であり、反復的な工程を効率的かつ正確に遂行するロボットです。溶接や組立から、計量やパレタイジングに至るまで、多岐にわたる作業をこなしてくれます。産業用ロボットが初めて登場したのは、1960年代のことでした。それ以来、特に大企業やそのグループ会社は、産業用のロボット技術がもたらすメリットを最大限に活用してきました。しかしながら、投資コストが高いため、技術の進歩の恩恵を受けられた中小企業(SME)はごくわずかでした。現在では、「ローコストオートメーション(LCA)」といった画期的なアプローチにより、精巧な構造設計やモーションプラスチックなどのスマート材質を活用することで、中小企業も、産業用ロボットを導入できるようになりました。

© VDMA、『Robotics + Automation』、2024年6月号、「2024年のドイツにおける産業用ロボット」、2023年の市場データおよびロボットの利用状況、図表12、19ページ
世界のロボット販売市場の上位5カ国は、中国、日本、米国、韓国、ドイツです(出典:https://ifr.org/wr-industrial-robots/) 。ドイツ市場の例からも明らかなように、産業用ロボットは幅広い産業分野で活用されており、製造業のあらゆる分野を網羅しています。

ロボットの種類(記載順)
さまざまな作業内容に合わせて、さまざまな種類の産業用ロボットが開発されています。中でも、以下のようなロボットがよく知られています
産業用ロボットの導入には、次のようなメリットがあります。
産業用ロボットを利用するデメリットとして、投資コストが高いことがよく挙げられます。そこでイグスは、「ローコストオートメーション」というアプローチを利用して、実際は、それほど高くないことをお客様に実感していただけるよう努めています。精巧な設計、モーションプラスチックの採用、およびプロセスの最適化により、償却期間を短くすることができます。中小企業でロボットをどのように導入できるかの詳細は、「ローコストオートメーション」をご覧ください。
産業用ロボットを購入する際、生産における具体的な要件、既存システムへの統合、投資の費用対効果といった要素を考慮する必要があります。自動化プロジェクトは、次のような場合に実施する価値があります。
1. 10万個規模の部品や製品を取り扱いを行う場合
2. 製品の製造工程に、人間工学的に不適切、健康に悪影響を及ぼしたり、あるいは単調な作業が含まれている場合
3. 生産で、品質上の問題が発生していたり、繰り返し発生している場合
産業用ロボットの費用対効果は、以下のコストによって異なります
特に導入初期段階では、軽量ロボットの導入コストが、ロボットの選定で重要な要素となりますが、大型の産業用ロボットでは、運用コストの方がより重要です。個々のロボットの導入コストに加えて、グリッパー、カメラ、ソフトウェア、センサー、セル、供給システムなどの周辺機器にかかるコストも発生します。
産業界では、人間がロボットを安全に使用するために対策を実施することは、非常に有効であることが実証されています。この対策には、危険な作業中に、人間と直接接触することを防ぐために安全ゾーンや安全セルを設けること等が含まれます。協働ロボット(人間と直接協働するように設計されたロボット)は、作業内容やリスクに応じて、物理的なバリアなしで作業を行うことができます。安全な作業環境を確保するために、安全手順に関して、従業員に継続的にトレーニングを行うことが不可欠です。
産業用ロボット分野の展望と発展は、有望でダイナミックです。人工知能や機械学習といった先進技術のおかげで、産業用ロボットはますます知能化・効率化が進んでいます。協働ロボットの活用により、人間とロボットの協働はすでに大きく進化しており、製品の製造方法に革命をもたらす可能性を秘めています。
また、「ローコストオートメーション」というアプローチにより、中小企業でもロボットを簡単に導入できるようになり、自動化市場が民主化されつつあります。当社のロボット関連のオンラインショップでは、透明性の高い価格一覧をご覧いただけます。

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