粉体塗装をしたい!メリット、注意点、自分でできるかなどを解説

粉体塗装とは

粉体塗装は焼付塗装の一種

粉体塗装の工程

行程内容
前処理脱脂、洗浄、化成処理、ブラストなどで表面を整える
乾燥水分を除去し、塗料の密着不良を防ぐ
粉体塗料の塗布静電気や熱を利用して粉体塗料を付着させる
焼付・硬化加熱して塗料を溶融・硬化させる
冷却塗膜を安定させる
検査外観、膜厚、密着性、色、仕上がりを確認する

粉体塗装が増えてきた理由

粉体塗装のメリット

粉体塗装が向いている用途

塗装の目的は?

保護

  • サビ防止(防錆):鉄などの金属が空気中の酸素や水分に触れるのを防ぎます。
  • 腐食・劣化防止:紫外線、雨、風、薬品、塩害などによる素材の風化を防ぎます。
  • 防水・防湿:木材やコンクリートなどに水が染み込むのを防ぎ、腐敗やひび割れを抑えます。

美観

  • 色彩と光沢:好みの色(カラーリング)や、ツヤ(光沢・マット)を出します。
  • 質感の向上:高級感を出したり、素材のキズや凹凸を隠してなめらかに見せたりします。
  • 識別・安全:非常口の赤、道路の白線など、視覚的なインフォメーションとしての役割を持たせます。

機能の付与

  • 非粘着(離型):物がくっつきにくく、汚れを落としやすくします(フライパンのテフロン加工など)。
  • 遮熱・断熱:太陽光を跳ね返し、室内の温度上昇を抑えます。
  • 抗菌・抗ウイルス・防カビ:衛生的な状態を保ちます。
  • 低摩擦(潤滑・減摩):すべりを良くし、部品の摩耗や焼き付きを防ぎます。

可動部・摺動部の摩擦低減にはコーティングも

金属面の摩耗・摩擦を抑えるイグリデュール コーティング

パウダーコーティングで金属表面に塗布できる

テフロンコートとの違い

トライボコーティングが向いている用途

粉体塗装とトライボコーティングの使い分け

目的向いている表面処理
外観を整えたい一般的な粉体塗装
耐候性・耐食性を高めたい粉体塗装、メッキ、各種表面処理
塗膜強度を高めたい粉体塗装
金属面のすべりを良くしたいトライボコーティング
摩耗する摺動面を保護したいトライボコーティング
潤滑剤を減らしたいトライボコーティング
軸受やライナーを追加するスペースがないトライボコーティング
薬品環境で摺動するトライボコーティング(IC-07)

粉体塗装の注意点

コーティングは自分でできる?

粉体塗装を依頼するときの確認項目

材質・寸法・数量

屋内/屋外、耐候性、耐食性

色、膜厚、仕上がり

マスキング範囲・ねじ穴・接触面

図面・サンプル・検査条件

FAQ

まとめ