非営利団体「mäqädat' – Bildung ohne Grenzen e.V.(国境なき教育)」は、エチオピアをはじめとするアフリカ諸国の大学で使用する自動ブックスキャナーを開発しています。これまで、図書館で利用できる各種教科書はごくわずかで、これらの教科書は手作業で書き写されています。これには多くのデメリットがあります。例えば多大な時間と労力を要すること、コピー時にミスが起こること、カラーコピー不可であること、そしてコピー用紙を輸入する必要があることなどです。市販の自動ブックスキャナーは約50,000ユーロもするため、アフリカの多くの機関において導入不可能な状況です。そこでさまざまな専門分野の技術者が集まり、約600ユーロの材料費で比較的簡単に再現できるブックスキャナーの開発に自発的に取り組んでいます。プロトタイプは、すでにさまざまな展示会で発表されています。開発はすべてオープンソースプロジェクトとして行われています。イグス製品シリーズの中から次の製品が組み込まれています: 摺動シート イグリデュール トライボテープ、イグリデュール スライドレール、ドライリン・イグボールシリーズの部品