解決方法
Gollmann社は、2007年初頭に、E065型を含む当社の
エナジーチェーン EZチェーンの採用を決定し、それ以来ずっと使用しています。しばらくして、ケーブルもイグスから購入することが決まりました。Gollmann社のピッキングシステムは通信にCAN busケーブルを使用しているため、
チェーンフレックス製品のバスケーブルに注目しました。昨年、同社はチェーンフレックス CF211シリーズだけで30km近くのケーブルを発注しました。CF211シリーズをベースに特別に開発されたエンコーダケーブルは、ケーブルの加工性において多くの利点があります。
さらにイグスは、最大36ヶ月無償交換保証、または4,000万往復の耐久保証(チェーンフレックスCF298の場合)を提供しています。
Gollmann社は耐久性と信頼性の高い部品を求めていたため、Gollmann社の試験施設でエナジーチェーンとチェーンフレックスケーブルの耐久試験が行われました。
もともとエナジーチェーンやケーブルは、メーカーのシステムに汎用的に使用できるように、曲げ半径が非常に小さいことが特長でした。しかし2年前、設計エンジニアは当社と協力して、より大きな曲げ半径向けに、2種類の品質と堅牢性の低いシリーズを使用する可能性を評価しました。これは、耐用年数の比較計算を行った結果、賢明であることがわかりました。それ以来、Gollmann社はケーブル費用を年間数万ユーロ削減しています。
さらに最適化した内容として、測定装置などの用途向けのチェーンフレックス特殊ケーブルがあります。コネクタの組立性が向上し、コストと組立時間が削減されました。通常、E065型エナジーチェーンは、ケーブルをチェーンの外周側から中に押し込むだけで、簡単に組立てることができます。