このテクノロジーのもう一つのハイライトは、 パワーオーバーイーサネット(PoE)です。これにより、イーサネットケーブルを介してネットワーククライアントに電力を供給することができます。VoIP電話やネットワークカメラなどの低消費電力デバイスは、PoEのおかげで単一のケーブルで動作させることができます。別個の電源供給が必要ありません。コスト削減と設置の手間を省くことができます。「Y-Con Cover 40」は、2022年に「Y-Con40 PP」に変わりましたが、旧「Y-Con Cover 40」との後方互換性は100%です。
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プラグインコネクタの特徴
山一電機Y-Con 40 PPと組み合わせたこのデータケーブルのもう一つの特徴は、RJ45の仕様に加え、電源用のコンタクトが2つ、完全に統合されていることです。つまり、産業用イーサネット、Profinet、フィールドバス用の産業用プラグインコネクターは、追加の電源なしで最大3.1Aまで確実に伝送することができます。
ケーブルの特異性
Drive Cliqケーブルの後ろには計測システムケーブルがあり、鮮やかな緑色をしているため、どのドライブユニットでも簡単に見分けることができます。この色はDESINAに端を発し、その後、工作機械以外の分野でもその地位を確立しています。その仕事は、エンコーダシステムの信号を周波数変換器にフィードバックすることです。タコメーターケーブルとも呼ばれています。信号伝送用のデータ線を多数搭載しています。角度エンコーダが生成するさまざまな信号は、モーターの正確な動きをマッピングし、その動きに合わせて送信されます。しかし、ケーブルにはエンコーダシステムのデータだけでなく、Drive Cliqによるエンコーダの電源供給も通常含まれています。