自動運転システムにより、船舶の燃料消費を40％削減

• 何が必要だったのか？
  軽量、低メンテナンス、低速での荷重に完全に耐える金属製ソリューションの代替品
• 要件
  ウイングセイルは360°回転可能であること、広い温度範囲、高湿度、海水、波浪、高い可能風速などの高い環境要件
• 産業
  造船業
• 顧客の成功
  公海上でのグリーンテクノロジーにもかかわらず、このアプリケーションは非常に特殊であり、イグスは軸受部品の選定において包括的なプロジェクトサポートを提供。ボールベアリングとすべり軸受は、設置以来、故障することなく最大限の性能を発揮している

公海での使用には、厳しい気象条件に耐える部品が必要です。従来の金属製すべり軸受やボールベアリングは、腐食のリスクが高いため絶対に適しません。最初の用途であるピトーセンサーシステムでは、海洋環境での耐腐食性、低重量、慣性が主な要件となります。2番目の用途では、主な要件は、ギアボックスとシステム荷重による負荷への耐性、および海上での悪天候への適合性です。

プラスチック製ボールベアリング BB-6004-B180-30-ESは 、その 高い耐食性と 軽量の ため、最初のアプリケーションのソリューションとして使用されました。これは、翼帆システムの重要なセンサーであるピトーシステム（大気圧を測定する機器）の主軸受として使用されました。2つ目の用途の解決策として、 耐食性に 優れたフランジ付きすべり軸受 XFM-4044-40が 使用されました。これはフラップサブシステムのすべてのギアシャフトとサポートロッドに使用され、主翼のフラップシステムの作動と動作に不可欠なものです。