熱可塑性プラスチックの加工

VIVECube - 高精度クリーンルームプリンター3D

アプリケーションの説明アプリケーションの機能は何ですか？アプリケーションはどこで使用されますか？
VIVE-MedTech GmbHは、カスタマイズ可能でユーザー重視の医療製品を開発・製造しています。その製品範囲は、手術器具やカテーテルから、一時的な肺置換療法で使用する人工肺にまで及びます。製品は、安全性と性能、特に清浄度と異物からの純度という点で高い要件を満たす必要があります。そこでVIVE-MedTechは、クリーンルーム内で自社開発した3Dプリンティング生産システムを使用しています。VIVECube - Clean Precisionは、熱可塑性プラスチックを加工するための精密で信頼性の高い3Dクリーンルームプリンターです。

エンドユーザーにとっての操作／環境条件はどのようなものですか？どのような課題を解決する必要がありましたか？
医療製品の製造では、使用する製造装置と補助材料の純度と清浄度に独自の要件が課せられます。機械は、技術的に可能な限り無潤滑で稼動し、同時に長期にわたって信頼できるものでなければなりません。特に、リニア・ドライブ・トレインの実現と材料の選定に課題が生じました。

ベアリングはどのような要件を満たす必要がありましたか？
特に、私たちの生産設備のベアリングは、摩耗が少なく、同時に耐久性がなければなりません。 避けられない残留摩耗を抑制するために、ベアリングとドライブ・エレメントは、ほとんど無害な材料で作られなければならない。もちろん、すべての部品はコスト効率に優れ、合理的に入手できなければならない。

どのイグス® ソリューションが使用されていますか？
ポリマーベアリングは、VIVECube - Clean Precisionの様々な箇所で使用されています。

X軸プレーンベアリング：イグスの® WSXダブルレールが、"ストープ軸" として使用されています。これは、私たちのアプリケーションにとって非常に優れた曲げ剛性を提供します。自社設計のスライドは、ドライリン® の固定および浮動ベアリングと、イグリデュール® A180製のスライディングフォイルを備えたレール上を走行します。

Y軸プレーンベアリング：ブリッジ軸の両側にドライリン（drylin）® W と平行に個別のレールが敷かれ、その上にドライリン（drylin）® 固定および浮動ベアリングとイグリデュール（iglidur）® A180 製スライディングフォイルを備えた特別設計のキャリッジが搭載されています。

Z軸プレーンベアリング：4本の平行なドライリン® R アルミニウムシャフトが、印刷プラットフォームの堅牢なガイドに使用されています。印刷プラットフォームは、ドライリン® の固定およびフローティングベアリングとイグリデュール® A180 製スライディングフォイルを備えた特別設計のキャリッジにより、シャフト上でガイドされます。

X/Yドライブトレイン：X方向のブリッジ軸とY方向の平行な個々のレールの両方に、ドライスピン® ハイヘリックスリードスクリューを連結したシンプルなカプセル化ステッピングモーターが使用されています。X軸のキャリッジとY軸の両平行キャリッジは、イグリデュール® A180のスパナフラット付きdryspin® フランジ付きナットで駆動されます。高螺旋リードスクリューは、イグボール® のアップライトとフランジストッパーにより、それぞれ先端がガイドされています。

Zドライブトレイン：印刷プラットフォームの昇降には、台形ねじスピンドルを連結した2つの同期カプセル化ステッピングモーターも使用される。印刷プラットフォームは、イグリデュール® A180のフランジ付きナットで駆動されます。

プリントヘッドのフィラメントガイド：xiros® xirodur® B180製のラジアル深溝ボールベアリングが、プリントヘッドのフィラメントフィードの接触圧力要素として使用されています。