第10回ベクター賞で注目されるあなたの使用事例

ベクター金賞

金賞は、光学分光器に複雑なトリフレックスシステムを使用したリスボン大学天体物理学・宇宙科学研究所が受賞しました。 同大学は、回転式ケーブルジャケットに、イグスのトライフレックス製エナジーチェーンを使用しました。 これにより、フロントエンドから分光器まで光を伝送する高感度光ファイバーを保護できるようになったので、同研究所における科学的観測が危険にさらされることがなくなりました。

ベクター銀賞

銀賞は、運転支援システムを搭載した車の電磁両立性（EMC）を測定するために、ビークルインザループ（VIL）テストの試験装置にエナジーチェーンとe-spoolを使用したTDK RFソリューションズ社が受賞しました。制御・動力ケーブルと圧縮空気ホースでは、直列1400本のエナジーチェーンの動作を追いかけます。e-spoolシリーズのスリップリングなしのケーブルドラムもまた、エナジーチェーンの巻き取りシステムに使用しました。スリップリングがなくなったおかげで、メンテナンス時間も短縮されました。

ベクター銅賞

銅賞は、パリのACCORアリーナの鏡張りの天井に、e-spoolフレックスシステムを使用したMecaoctet社が受賞しました。電源には、イグスのe-spoolシリーズのスリップリングがないスプリングケーブルリールを使っています。このリールは、ハイブリッド型ケーブルで、三角形の重心に接続されています。 MECAoctet社によれば、このイグスのソリューションのおかげで、同社は、高価で信頼性の低い回転コレクターを備えた複雑なコイルを使わずに済んだということです。ケーブルループが付いたスライダーシステムに比べて、イグスのソリューションは、外観も優れています。

グリーンベクター賞

グリーン賞は、トラックタイヤを再生させる機械にエナジーチェーンとケーブルを使用したBear-Machines社が受賞しました。同社のエンジニアは、機械のモーター用に曲げやすく柔軟なケーブルを必要としていて、イグスのチェーンフレックスシリーズのケーブルを採用しました。このケーブルは、E2/000シリーズのエナジーチェーンシステムの中で動作します。同社のエンジニアによれば、このソリューションは、揺動運動と曲げ半径に適合するために必要な要件を完璧に満たしているとのことです。