「LabelMonkey」ラベリングロボット

基本データ

• 会社：MFG Technik & Service社
• 使用されているイグス製品：ロボリンク RL-DP（組立品、5自由度）
• 部門：産業
• 投資回収期間：16～24ヶ月

アプリケーションの説明

食品を中心とした工業生産品は、パレットに積み上げられて輸送されます。完成したパレットには、原則として2面または3面に物流情報を記載したラベルを貼ることになっています。このラベルは特殊な印刷機で印刷され、パレットの側面に貼り付けられます。

このプロセスを自動化するために、MFG Technik & Service社は、モジュラー式システムを使用した「LabelMonkey」を開発しました。

• 2つのラベル印刷機を使用し、冗長性を確保
• 特殊なラベル押さえ板を搭載したロボリンクDP1台を使用

問題点
従来のラベル貼付工程は、複雑かつ高コストでエラーが生じやすい機械で作業が行われていました。また、一度設計して設置すると、システムの変更や調整はほとんどできませんでした。

コスト削減 - プロセスの最適化 - 効率化

MFGは、機械の心臓部にロボリンクDPを搭載したパレット用のラベラー「LabelMonkey」を開発しました。LabelMonkeyは低コストの部品を使用しているため、従来のラベラーよりも圧倒的に低価格です。

また、2つの印刷モジュールにより、高レベルの冗長性と高可用性（ゼロエラーに近い）を実現しています。ロボリンクDPは、お客様のご要望を迅速かつ容易にプログラム化し、実現することが可能であり、ユーザーに高い設計自由度を保証します。

メリット

• LabelMonkeyは、従来のパレット用ラベラーよりも優れた費用対効果を実現
• システムの高可用性
• お客様のご要望に柔軟に対応可能なシステム