遮断器と保護接地スイッチ用の低メンテナンスな部品

概要

• 使用製品: 遮断器と保護接地スイッチ用のリニアアクチュエータ、送りねじ、歯車
• 製造工程: 射出成形、3Dプリント(レーザー焼結法) 
• 要件: 耐候性のある頑丈な部品 
• 材質: イグリデュールJ、イグリデュールI6   
• 産業: 鉄道 – インフラ
• お客様のメリット: 耐久性のある低メンテナンスの部品、追加の潤滑剤が不要、カスタマイズ製造の歯車   

線路沿いや電車の中には遮断器や保護接地スイッチが設置されています。 中～高電圧では、スイッチの機械的な切断、接続の安全性が常に確保される必要があります。 厳しい気象条件下でもこれを実現するため、ドライリン リニアアクチュエータと送りねじが使用されています。   摩擦特性を最適化した高性能ポリマー製の両製品が、無潤滑の動きを実現しています。 ドライリン リニアアクチュエータと送りねじナットのスライド部品に固体潤滑剤が配合されているからです。   そのため、非常に低メンテナンスです。   

遮断器と保護接地スイッチにはそのほかにもベアリング箇所があり、これらもイグリデュールすべり軸受で最適化することが可能です。 イグリデュールすべり軸受にも固体潤滑剤が配合されてるため、メンテナンスコストの削減につながります。 イグリデュール材質にはさまざまな種類があるため、導電性のあるすべり軸受を作ることも可能です。また、高荷重や強い衝撃に適した材質もあります。   
 

金属製のギアは、3Dプリントの樹脂製歯車に置き換えが可能です。 これらはレーザー焼結法によって作られるもので、非常に高い耐摩耗性と低コストな製造が特徴です。歯車の形やサイズは個別カスタマイズが可能です。