イグボール - テクニカルデータ

ねじタイプ	ピッチ[mm]
M 2	0.40
M 3	0.50
M 4	0.70
M 5	0.80
M 6	1.00
M 8	1.25
M 10	1.50
M 10 F	1.25
M 12	1.75
M 12 F	1.25
M 14	2.00
M 16	2.00
M 16 F	1.50
M 18	1.50
M 20	1.50
M 20	2.50
M 22	1.50
M 24	2.00
M 27	2.00
M 30	2.00

表：イグボール ロッドエンドのねじピッチ

荷重

イグボールベアリングはメンテナンスフリーで、通常の環境温度では非常に高い負荷容量を備えています。高い荷重を吸収し、重量は従来の金属製ベアリングハウジングに比べてわずか5分の1です。ベアリングの2種類の部品に使用されているポリマーが、金属よりも振動をよく吸収するので、耐振性能に優れています。

ただし、温度依存性や長期的な応力下での強度特性など、樹脂特有の特性を十分考慮する必要があります。そのため、連続的な高負荷、低荷重速度、高温などの条件下では、ロッドエンドの負荷容量について性能試験を行うことを推奨します。

動摩擦係数と速度係数

イグボールベアリングの大きな特長は、イグリデュールW300製の球面内部で、取り付けられた軸が高速回転することです。この特長はポリマーとスチールの違いにあります。ポリマーは、無潤滑運転でも摩擦が小さく、高速回転が可能です。ラジアル荷重を考慮した場合、最大回転表面速度0.5m/sまで適用できます。

一方で、球面ベアリングの揺動運動は球面ボール外径部で行われます。

また、メンテナンスフリーのイグボールは直動運動にも対応しています。