ツイスターチェーン 選定

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適切なツイスターチェーンの選定

1. 型式とEチェーン巾を決める

中に敷設するケーブルを特定します。ケーブルの最大直径と収納方法により、必要な型式とチェーン巾が決まります。内のり高さは、チェーン内のり高さおよび巾の約20％を余裕としてみることをお勧めします。たとえばケーブル直径30mmでは、3808型を選びます。

2. 旋回外周半径と旋回内周半径を決める

取付に利用できる空間の広さを特定します(寸法 X₁およびX₂)
例: α = 220° / 最大ケーブル径 24 mm ->2808型
X₂ = 580 mm -> AR = 500 mm
X₁ = 310 mm -> IR_min. = 390 mm -> 選定表から選択 -> 392 mm

3. 曲げ半径Rを決める

H_F = 460 mm -> H ≤ 410 mm -> R = = 178 mm -> R175* = 製品番号 2808.087.175/500
*次に小さな半径

4. 必要なリンク数を計算する

算出されたリンク数は端数を切り上げます
取付ブラケットはツイスターチェーン外面サイドパーツにのみ取付け可能です。従ってリンク数は、切り上げた奇数にしてください。

記号

A = 外周限界
B = 機械
C = 上限
a = 加速度
α = 回転角度
AR = エナジーチェーン旋回外周半径
Ba = エナジーチェーン外のり幅
Bi = エナジーチェーン内のリ幅
FZmax = 最大負荷荷重
H = 公称取付高さ
ha = エナジーチェーン外のり高さ
hi = エナジーチェーン内のり高さ
HF = 必要な取付高さ（含余裕50 mm）
IR = エナジーチェーン旋回内周半径
K = 曲げ半径加算値
n = リンク数
R = 曲げ半径
T = ピッチ
v = 走行速度
X1 = 内側の機械取付空間
X2 = 余裕を含めた外周半径
RLK = 回転点と固定穴あけ間の距離（外側）

ツイスターチェーン全体に適用:
左右いずれにも回転運動する機械エレメントでは、回転角度は両方の回転角度の和で求めます。

チェーンを適切に作動させるは、以下の余裕が必ず必要です:

IR_min. = X₁ + 80 mm

X_{2 min} = AR + 80 mm

H_F = H + 50 mm

他の組立部品を使わないツイスターチェーン設置方法（推奨）

エナジーチェーン	最大負荷荷重	最大負荷荷重	速度(AR)	加速度(AR)	BR	AR
型式	α 180°	α 360°	許容	[m/s²]	max.	許容
	[kg/m]	[kg/m]	[m/s]	max.	[mm]	[mm]

2208.	1,0	1,0	0,3 - 1,0	2,0	100	300
2808.	2,0	1,0	0,3 - 1,0	2,0	150	450 - 550
3808.	3,0	1,8	0,3 - 1,0	2,0	200	450 - 550
4008.	4,0	2,5	0,3 - 1,0	2,0	250	600 - 700

計算で得られた結果が、弊社の推奨を超える場合にはお問合せ下さい。