曲線のある45 mのストローク

ハンドリングシステム「roboLoop」

Güdel社は、ベクター賞コンテストにおいて、リンクシステム「roboLoop」を提案しました。工業オートメーションにおいて初めて、曲線部のある非常に長いストロークにエナジーチェーンが使用されました。イグスのE4/4シリーズは総ストローク約45 mと、その中に含まれる90度の曲線とをつなぎます。「roboLoop」システムは、様々な方法で製造工程の最適化を図ります。なぜなら、従来のガントリーシステムと違い、このシステムは曲線での運転または1つのシステムでいくつものトロリーを稼動することができるからです。採用の決め手としては、システムはいつでも使用することができ、メンテナンスや修理も稼働中に行うことができる点が挙げられます。システムの稼動には電流、空気、油を使用しています。上記は配置されたエナジーチェーンを経由して、対象設備まで安全に供給されます。このような理由から、審査員はGüdel社にベクター金賞を授与しました。

Güdel社、Markus Domeier氏、
オスターブルケン、ドイツ