ダブルスイングアームのフルサスペンション
イグリデュールGで安全に取り付け

概要

• 要望： 斬新なNOAHサスペンションシステムの複数のベアリングポジションに使用されるすべり軸受
• 要件： 耐摩耗性、無潤滑/メンテナンスフリー、振動や汚れに強い、コストパフォーマンスが高い
• 適用分野： 自転車産業、フレーム構造

ハンドメイド自転車のスペシャリストであるCOFA Engineering社は、これまでにない新しいサスペンションシステムを開発しました。デザイナーのスティーブ・メジャー氏は、機械工学、マウンテンバイク、モトクロスなどの経験を生かしています。NOAH（Normally Operated Articulated Hybrid）サスペンションシステムの特徴は、「減衰力は主に前輪で得られるものでなければならない」という常識を覆したことにあります。その代わり、新システムでは、スイングアームを介して荷重をバイクの中央に伝達します。このダブルスイングアームは、力を直接セントラルサスペンションシステムに伝え、ショックを吸収します。 

問題点

オフロード走行時、NOAHは、中央のダブルスイングアームに組み込まれたサスペンションシステムのおかげで、フロントフォークのスプリングのたわみを長くすることができます（230mm）。標準的なテレスコピックフォークと同様に、フロントホイールはスプリングのたわみ全体にわたって直線的に動きますが、フォークの深さに応じてステアリング角度が変化するという利点があります。また、この独自のセンターサスペンションにより、重心をバイクの中央に置くことができます。難易度の高い急斜面やでこぼこな地形でも、ライダーはバイクを上手にコントロールすることができます。サスペンションシステムのスムーズな動きを実現するためには、理想的な軽さと費用対効果を備えた適切なベアリングを見つける必要がありました。

解決方法

イグリデュールG製すべり軸受が選ばれました。断面が小さいため、ベアリングのサイズも、自転車の重量もほとんど変わりません。低摩擦かつ耐摩耗性に優れ、汚れや粉塵に強いため、NOAHサスペンションシステムでの使用に最適です。費用対効果にも優れ、他のイグスのすべり軸受と同様に自己潤滑性があるため、メンテナンスや潤滑の必要がありません。 「イグスとは初めてのお付き合いでしたが、今回のプロジェクトでは理想的なサプライヤーでした」とメジャー氏は言います。「彼らは当初から我々のために尽力してくれました。会社に招待してくれて、貴重なアドバイスをくれたり、製品サンプルを送ってくれてサポートしてくれました。必要な在庫サイズがあれば、ウェブサイトからすぐに注文することができ、さらにはとても良い価格で購入することができました。これらのベアリングは、NOAHサスペンションシステムに最適なサイズが揃っています。」