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自動化や人手不足に課題を感じて、協働ロボットの導入を検討する方も多いと思います。このページでは協働ロボットとは何か、特徴や導入事例などを解説していきます。導入する上で大事なメリットやデメリット、産業用ロボットとの違いや低コストに自動化を実現する製品情報など、導入前に知りたいことを確認しましょう。
文字通り、人と“協力して働く”ロボットです。人との共同作業を前提としたロボットなので、安全柵なしで設置、動作させることができます。従来までは出力80W以上のロボットは、柵で囲い、人が立ち入るエリアからは隔離する必要がありました。しかし、2013年に規制が緩和され、安全について一定の条件を満たせば、80W以上のロボットも安全柵を設置せずに人との協働が可能になりました。
協働ロボットは英語で「Collaborative Robot」というので、「コボット」と呼ばれることもあります。
協働ロボットは産業用ロボットとどのような違いがあるのか、表で比較してみましょう。
協働ロボットの特徴や産業用ロボットとの違いがわかって、協働ロボットの導入に前向きな考えを持った方が多いのではないでしょうか?しかし、作業内容や解決したい課題によっては協働ロボットが不向きな場合もあります。ここでは、協働ロボットを導入するメリットとデメリットをそれぞれご紹介します。

1.労働力を確保できる
ロボットなので長時間の稼働が可能で、しいては工場の長時間稼働につながります。人が急病などで欠員が出てしまったとしても、協働ロボットが代替でき労働力の損失や低下を防ぎます。

2.生産性が向上する
暑い、寒いなど人にとっては過酷な環境であったとしても、協働ロボットは効率よく作業することができ、人よりも速く動くことができます。また、協働ロボットに代替することで、これまでその作業に割かれていた人員を他の作業にあてることも可能です。

3.コスト削減
人から協働ロボットに代替することで、人件費や残業代をカットすることができます。コストだけでなく、人材募集にかける時間や手間も削減が可能です。また、管理もシンプルになるため、管理コストの削減を実現できる場合もあるでしょう。

4.品質向上
協働ロボットは人よりも作業が正確で、ミスが少ないため、製品の品質を一定に保つことができます。

1.協働ロボットを扱える人材が必要
協働ロボットはティーチングが容易で専門知識が不要ですが、定期的なメンテナンスや調整に対応する人材や、トラブル発生時は適切に対処できる人材も必要です。

2.トラブル発生の可能性
インストールするプログラムを間違って協働ロボットが違う作業をしてしまったり、誤作動を起こしてしまったりなど、トラブルにより生産設備が停止する可能性があります。トラブルが起きた際の対処法を事前にシミュレーションしておく必要があります。

3.動きが遅く、可搬重量が小さい
協働ロボットは安全に停止できることを前提に設計されています。そのため、産業用ロボットと比較して最高速度が遅く設定されており、可搬重量も4~16kgと小さいものが多いです。自動化したい作業によって、産業用ロボットと協働ロボットのどちらが適しているのか、正しい判断が必要です。

4.完全な無人化は難しい
協働ロボットは、あくまで人と一緒に作業し、人のサポートに適したロボットです。協働ロボットのみで仕事をすべてこなすことは不可能なので、完全に無人化をしたい際には不向きとなります。
では、協働ロボットはどのようなところで使われているのでしょうか?主な導入事例をご紹介します。
いかがでしたか?近年、中小企業でも導入がどんどん進んでいる協働ロボットですが、特徴やメリットやデメリットを理解し、自動化したい作業やコストによって協働ロボットを導入するか否か総合的に判断することが大事です。
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