フィラメントとは?3Dプリンター向けの材質の選び方

「フィラメント」の意味

  • 電球・真空管用:電流を流して熱や光(電子)を放出するタングステン製などの「発熱線条」
  • アパレル用:シルク、ポリエステル、ナイロンなどの連続した長い化学繊維(長繊維)
  • 3Dプリンター用:PLA、ABSなどの樹脂素材を熱で溶かして押し出し、造形する「線状材料」

電球・真空管におけるフィラメント

繊維分野におけるフィラメント

3Dプリンターにおけるフィラメント

FDM/FFFの基本構造

フィラメントの材料一覧

  • PLA(ポリ乳酸):熱収縮が少なく造形しやすく、入門・試作によく使われます。ストローやパソコンの外装に使われます。
  • ABS(アクリロニトリル・ブタジエン・スチレン共重合合成樹脂):耐熱性と強度が高く、車の内外装、家電筐体など用途が幅広いです。
  • PETG(ポリエチレンテレフタレートグリコール変性):粘り・耐薬品性・耐水性に優れます。ペットボトルなどでおなじみの素材です。
  • TPU(熱可塑性ポリウレタン):弾力性があり、ゴムのような柔軟性・衝撃吸収性があるのが特徴です。スマホケースなどによく使われています。
  • PA(ポリアミドナイロン):靭性が高く、耐熱性も高いです。ギヤ類、エンジンカバー、スキーブーツなど条件の厳しいところで使われます。素材の吸湿対策が重要です。

材質比較表

材料(代表)造形しやすさ耐熱(軟化開始)靭性(割れにくさ)反り摺動・耐摩耗主な用途例
PLA◎△:約60℃△小△外観モデル、試作
ABS△〇:約100℃〇大△ケース、治具(耐熱寄り)
PETG〇△〜〇:約80℃〇中△実用品、カバー
TPU△△:約80℃◎小〜中△緩衝、グリップ、柔軟部品
PA△〇:約150℃◎中〇機能部品(要乾燥)
イグスの トライボフィラメント〇〜△〇:材質による〇材質による◎摺動部(ブッシュ、スライダー、ガイド、摩耗部品)

3Dプリントフィラメント選定の流れ

フィラメントの選び方

イグス製3Dプリントフィラメント「イグリデュール」の3つの強み

強み1:無潤滑・メンテナンス低減ができる

強み2:試験データを用いて摩耗・寿命の検討ができる

強み3:「摺動部品を3Dプリントする」用途にフィット

FAQ

3Dプリントのフィラメント選定はイグスにお任せください