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イグス株式会社

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イグリデュール無給油ブッシュでコスト削減
 

自動車にイグリデュール無給油ブッシュを使う5つの理由

理由 1 : 40%コスト削減

OEMおよび部品サプライヤーには、継続的な低価格化への圧力があります。 低コストのトライボポリマーは高価なベアリングの置換えに最適です。
 
現在では多くの車両で、金属製ブッシュやニードルベアリングの代替として樹脂製すべり軸受が使われています。 使用箇所は、シートをはじめシフトフォークや冷却水ポンプ、パワートレインなど高い高温耐性が必要なエンジンルームにまでおよびます。
 
樹脂ブッシュが金属製ブッシュよりも低コストの理由は?

  • 製造工程に必要な必要エネルギー量が小さい
  • 鋼鉄1m³の製造には11,000リットルの原油が必要ですが、 樹脂ではわずか1,000リットルです 
  • サイクルタイムが短い
  • 射出成形時の複数同時加工により短いサイクルタイム
  • 正確な成形により、一般的に後加工は不要

イグリデュールすべり軸受でコストを削減  

理由 2 : 最大80%軽量化

法規制により車の排気量の継続的な削減が求められています。 実現方策の一つとして車両の軽量化があります。 軽量化により燃費も向上します。
 
イグリデュール無給油ブッシュは一般的な金属ブッシュに比べて、最大80%軽量です。 車両が複雑になるにつれ、軸受数も増えていきます。 適切な軸受材質を選択するには、重量も考慮しなければなりません。
 
イグリデュール樹脂すべり軸受は金属軸受よりも軽量で、二酸化炭素排出量削減に貢献します。 加えて、製造に必要な原油も大幅に少量です。 使用中も、追加の潤滑剤は必要ありません。
 
代替駆動システムにおいてもイグリデュール樹脂すべり軸受の利点は決定的です。 軽量で静音性の高い部品は、走行中の不快なノイズの発生を防ぎ運転の快適性を高めるためです。

イグリデュールすべり軸受で軽量化

* 一般的な金属製ブッシュは、イグリデュール無給油ブッシュに比べて最大80%重くなります。

 

理由 3 : ノイズ低減(うなり、きしみ、がたつき)

イグリデュールすべり軸受でノイズ低減

異音やノイズ、騒音を評価するBSR試験とは?

BSRとは、Buzz(うなり)、Squeak(きしみ)、Rattle(がたつき)の頭文字で、車載部品から発生する騒音全てが含まれます。 異音や騒音を測定するBSR試験は、自動車向けの音響試験で騒音レベルが測定されます。 実際の使用条件に近い環境で、振動がシミュレーションされ、発生する騒音レベルが測定されます。 車や車両部品の技術者には、騒音が発生しやすい構造部品を特定し、異音削減に向けた対処が求められます。
 
この分野におけるOEMの要望は着実に高まっています。 ハイブリッド車や電気自動車などの代替駆動システムでは、駆動時の騒音が低減するため、室内の騒音が大きなエンジン音にかき消されることはありません。 同時に、車内はより静かになります。

耳マークの付いた車

イグリデュールすべり軸受はどのようにノイズを削減しますか?

ノイズは、コンポーネントが相互作用する場所、つまり摩擦が発生する場所で常に発生します。 トライボロジー特性を最適化したイグスの高性能ポリマーは、摩擦係数が非常に小さいため静音で使用できます。 イグリデュールすべり軸受は車内において、シート、ヒンジ、アクチュエータなど多様な用途に使用できます。
 
プラスチックの特徴は、金属に比べて減衰効果があることです。 高い振動が加わる箇所では、樹脂製すべり軸受が車内の騒音の低減に貢献します。 イグスが開発したイグリデュール材質には、特に減振性に優れたものもあります。

耳マークの付いた車

理由 4 : 電着塗装で小すきま

電着塗装中の再較正 すべり軸受は車内のヒンジやシート、コンパーチブルに使われます。 それらは薄い板金や、精度の低いハウジングに取付けられることが多くあります。 イグリデュールすべり軸受は、Eコーティング(電着塗装)中の再較正により、すきまを最小限に抑えます。
 
イグリデュールすべり軸受にすることで、可動時に発生するノイズを抑え、無潤滑の静音動作を実現します。 導電性のイグリデュール材質は適切にコーティングされます。 高温環境、薬品との接触、厳しい摩耗条件などにかかわりなく、イグリデュールすべり軸受は幅広い用途に対応します。

 
 

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ1

公差H10またはH11の精度の低いハウジングや抜き打ち穴

公差の大きい穴

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ2

イグリデュール樹脂すべり軸受を圧入
 

イグリデュール樹脂すべり軸受を圧入したハウジングや板金

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ3

軸を通す

軸を通したベアリング

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ4

Eコーティング(電着塗装)

Eコーティング(電着塗装)中のイグリデュールすべり軸受

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ5

過熱により樹脂が広がり、 ドライ工程で再較正 (最高温度220℃で最長60分間)

ドライ工程中のイグリデュールすべり軸受

Eコーティング(電着塗装)中の再較正の手順

ステップ6

ハウジング穴とシャフト間のすきまは最小に抑えられ、イグリデュールすべり軸受が装着される。

すきまの小さいイグリデュールすべり軸受

理由 5 : 簡単な取付

射出形成の自由な形状による、簡単な取付

最新の射出成形技術により、イグリデュールすべり軸受は希望するほぼ全ての形状に作成することができます。 クリップベアリングは、特に簡単に板材に取付けることができます。 ご希望の形状・材質・数量でカスタムベアリングを作成することもできます。

使用事例: イグリデュールすべり軸受が使われる車載部品

シート

1 ヘッドレストの角度調整 例:イグリデュールRN293
2 ヘッドレストの高さ調整 例: イグリデュールRN293
3 ランバーサポート  例: イグリデュールGおよびイグリデュールGLW
4 アームレスト 例:  イグリデュールM250およびイグリデュールG
5 シートアクチュエータ 例:  イグリデュールP210およびイグリデュールX
6 バックレストの角度調整 例:  イグリデュールG
7 シートの前後位置調整 例: イグリデュールRN293
8 シートの上下位置調整 例: イグリデュールM250、イグリデュール K230およびRN89

イグリデュールすべり軸受を使用した車のシート  

冷却水ポンプおよびラジエーター

冷却水ポンプにイグリデュールすべり軸受を使用する利点は?

  • 水-グリコール系作動液に耐性
  • 静かな動作
  • 流体力学潤滑により液体中で高速使用可能
  • 始動/停止時の混合潤滑
  • 鋳物砂による汚染の可能性なし
  • 最高温度 130~150℃
  • 短期最高速度2m/s(無潤滑)  
  • カーボングラファイト製軸受より低コスト
  • オーバーモールドが可能

使われる材質は? イグリデュールH4、H370、H1
 

冷却水ポンプおよびラジエーター  

ブレーキブースター

ブレーキブースターにイグリデュールすべり軸受を使用する利点は?

  • ノイズ低減
  • 金属製軸受より低コスト
  • 低摩耗  
  • 同等の金属ソリューションよりも低い摩擦係数

使われる材質は? イグリデュールH1、H4
 
 


その他の使用事例

イグリデュールすべり軸受を使用したブレーキブースター  

無料サンプルをご請求下さい!

イグリデュール樹脂すべり軸受の品質を確認するために、ぜひ無料のすべり軸受サンプルBOXをご請求下さい。サンプルBOXの内容:

  • 各種イグリデュール材質の樹脂すべり軸受
  • 各種取付方法に対応する樹脂すべり軸受
  • イグリデュール材質製の丸棒 
  • カップリングロッドのカスタム品
  • ケーブルを収納したエナジーチェーン


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車載部品向けすべり軸受サンプルBOX  
自動車とすべり軸受  
車載部品向けイグリデュールすべり軸受に関する詳細情報

イグリデュールすべり軸受は、耐摩耗性、耐熱性、耐油性などの特徴があります。 そのため、例えばスロットルボディやギアボックスにも使われています。