まず、固定端(エナジーチェーンの動かないほうの端部位置)を決めます。固定端はストロークの中心に設定することを推奨します。そうすることで、エナジーチェーンとケーブルを節約できる、最もコスト効率の良いソリューションとなります。もちろん、固定端をストローク中心の外側に設定することも可能です。チェーンの長さは以下のように計算します。
固定端がストローク中心にあるのが 最も安価なソリューションです。 |
フリースパン走行では、エナジーチェーンの上部走行部は水平ストローク全体にわたって下部走行部と平行に走ります。
固定端がストローク中心の場合
略語 | 意味 | 単位 |
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LK | エナジーチェーン長さ | [mm] |
S/2 | ストローク長さの半分 | [mm] |
K | 曲げ半径に余裕の長さを足した値(Kは型式や曲げ半径による規定あり) | [mm] |
R | 最小曲げ半径 | [mm] |
固定端がストローク中心より外れた場合
略語 | 意味 | 単位 |
---|---|---|
LK | エナジーチェーン長さ | [mm] |
S/2 | ストローク長さの半分 | [mm] |
K | 曲げ半径に余裕の長さを足した値(Kは型式や曲げ半径による規定あり) | [mm] |
∆M | 中心点からのずれ | [mm] |
R | 最小曲げ半径 | [mm] |
略語 | 意味 | 単位 |
---|---|---|
LK | エナジーチェーン長さ | [mm] |
S/2 | ストローク長さの半分 | [mm] |
K2 | 取付位置が低く設定されている場合の加算値 | [mm] |
∆CL | オフセットした固定端 | [mm] |
R | 最小曲げ半径 | [mm] |
D2 | ストローク端点でのエナジーチェーン曲げ半径部の水平寸法(スライド走行) | [mm] |
H2 | 取付高さを低くした場合の設置高さ | [mm] |
HRi | ガイドチャンネルの内高さ | [mm] |
キャンバーのメリット:
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略語 | 意味 | 単位 |
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H | 公称取付け高さ | [mm] |
HF | 必要な空間高さ | [mm] |