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独フォクトラント水・下水道事業組合(ZWAV)は、プラウエン下水処理場において、スクレーパーへの電力供給を担っていたモーター駆動式ケーブルリールをイグスのベーシックフリッツシステムに置き換えました。それ以降、一次沈殿池における電力および信号の供給は安定して稼働しています。この新しいシステムは、エナジーチェーンとステンレス製ハウジングを組み合わせた組立済みソリューションで、下水処理場特有の運用要件に合わせて開発されました。
下水処理場のスクレーパーには、一般的にスクレーパーブリッジ上を移動しながら、スクレーパーの位置に合わせてケーブルを巻き取り・繰り出しするモーター駆動式ケーブルリールが用いられてきました。しかし、プラウエン下水処理場では、この方式がさまざまな問題を引き起こすことが明らかになりました。
同処理場を運営するフォクトラント水・下水道事業組合(ZWAV)の廃水管理責任者であり、現場監督エリアを統括するアンドレアス・シューベルト氏は「ケーブルは池の上に敷設されるため、ねじれが生じたり、冬季には凍結することもあります。その結果、スクレーパーに踏みつけられてしまい、交換が必要になるのです」と述べています。
このようなトラブルは、約7万人分の生活排水と地域産業の排水を処理するプラウエン下水処理場でも実際に何度も発生しました。下水処理場向けのケーブルは、過酷な環境条件に対応する特殊仕様のため高価であり、その交換には多額の修理費用がかかっていました。最終的にエナジーチェーンという発想に至ったのは、まったく別の分野で同様のシステムを使用した経験を持つ電気技師の提案がきっかけでした。

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