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連絡先
イグス株式会社

〒130-0013 東京都墨田区錦糸1-2-1

アルカセントラル15階

03(5819)2030
03(5819)2055
JP(JA)

イグス製品におけるPFAS

概要

  • PTFEの含有量によっては、プラスチック部品は、PTFE規制の影響を受ける可能性があります。
  • PTFEは、イグス製材質にほ、とんど配合されていません。最重要物質PFASも、イグス製材質からは、検出されませんでした。
  • PTFEが規制されなければ、通常、イグス製材質が影響を受けることはありません。
このページでは、以下についてご紹介します
PFASロゴ

PTFEフリーのイグスの材質

下記のイグス製材質には、PTFEが配合されていないため、将来PFAS規制の影響を受けることはありません。 PDF版のリストをダウンロード
粒子

PTFEが配合されていないイグリデュール材質について

PTFEフリーのイグミッド材質


PFASフリー―重要物質PFASが配合されていないイグスの材質

イグスは、SQP M1227試験法(LC-MS/MSおよびGC-MS)に従って、環境および健康に重大な影響を及ぼすと考えられる約100種類のPFAS物質について検査を実施し、同物質の含有量が質量0.1%以下の材質にはすべて、ラベルが貼付されています。フッ素ポリマーに属する物質は、検査対象外であるため、除外されます。
粒子

PFASフリーのイグリデュール材質

PFASフリーのイグミッド材質

PFASフリーのイグテックス材質


ホワイトペーパー―特集 PFAS

ホワイトペーパー「PFASへの取り組み―計画されている規制、業界における課題および解決策」では、以下のトピックについて解説しています
  • PFASとは、いったい何でしょうか? なぜ、PFASは、こんなにもたくさん使われてきたのでしょうか?
  • なぜ、PFASが問題なのでしょうか?
  • EUにおける現在の法的状況は?
  • 産業界の課題―イグスの取り組み
  • 新材質の開発
  • PTFEフリー、PFAS検査を実施
  • 各業界との対話の中で
ホワイトペーパーをダウンロード

PFASとは何か?

PFAS(Per- and polyfluoroalkyl substances)は、その優れた技術仕様により、多くの産業プロセスや消費者向け製品に使用されている工業用化学物質です。PFASは、主に炭素 (C)とフッ素 (F) 原子で構成されています。また、PFAS分子の構造は多様であり、これは仕様は無数にあることを意味します。図 1は、PFASの分類を示していて、まず初めに、ポリマーと非ポリマーに分類されています。

PFASは、気体、液体、固体の性状で存在しています。PFASの化合物群は、OECDのデータベースでは4,700種類以上、米国環境保護庁(EPA)では9,000種類以上、EU委員会では10,000種類以上あると報告されています。つまり、PFASは、固有の一定の値でもなく、一貫した値でもありません。通常、記載される値は推定に基づいています。

PFAS規制物質の分類 概要図 1:PFAS規制物質の分類

パーフルオロアルキル物質(非ポリマー)のサブグループでは、パーフルオロオクタン酸(PFOA)とパーフルオロオクタンスルホン酸(PFOS)という化合物の研究が最も広く行われています。これらの2つの化合物を含む多くのPFASは、難分解性で、環境、食物連鎖、そして人体にも蓄積されることが確認されています。PFOAとPFOSは、健康に悪影響を与えることが分かりました。PFHxsとPFNAを合わせると、現在のPFAS汚染の90%を占めています。

ポリマーは、フッ素ポリマー&フッ素樹脂とフッ素化側鎖を有するポリマーの2つに分類されます。フッ素ポリマーは、フッ素原子が強力に直接結合した炭素鎖で構成されています。そのため、毒性のある物質に分解されることはありません。 フッ素ポリマーは、毒性がなく、生体蓄積性がありません。つまり、生物の体内に、物質が蓄積することはないと考えられています。唯一のリスクとして、乳化剤という形で製造時に有毒な添加物を使用する場合があるくらいです。フッ素ポリマーは、コーティング、シール、ケーブル絶縁などに使用されています。PTFEは、フッ素ポリマーです。

フッ素化側鎖を有するポリマーも、炭素鎖で構成されており、その側鎖にフッ素原子が結合しています。そのため、ポリマーの強度は低下し、側鎖が失われる危険性があります。使用例としては、含侵材として使われる場合があります。


すべり軸受のPFASに関する現在の法的状況

日付:2023年4月20日

PFOSは2006年以降、PFOAは2020年7月以降、使用がほぼ禁止されています。イグスの認証は、こちらでご覧いただけます2023年2月7日、欧州5ヶ国(ドイツ、オランダ、デンマーク、スウェーデン、ノルウェー)は、PFASの一般的な制限に関する提案を欧州化学物質庁(ECHA)に提出しました。規制に関する承認プロセスは長い時間がかかり、この提案がその最初のステップとなります。関係者全員が検討に参加します。

関係者全員が参加する最初の協議は、2023年3月22日から2023年9月22日の予定です。提案されたPFAS規制は、早ければ2026年にEU加盟国で施行される可能性があります。法律が発効すると、最長で13年の移行期間を設けられます。

アメリカ状況―米国環境保護庁(EPA)は、5種類のPFAS物質をPFAS物質リストに追加する最終規則を発表しました。PFAS物質リストとは、170種類以上あるPFAS物質の一覧であり、化学物質について公表を行う際に使用する中央データベース、有害物質排出目録(Toxics Release Inventory、以下「TRI」)です。フッ素ポリマーは、TRIに含まれていません。


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igus GmbHは、Allen Bradley、B&R、Baumüller、Beckhoff、Lahr、Control Techniques、Danaher Motion、ELAU、FAGOR、FANUC、Festo、Heidenhain、Jetter、Lenze、LinMot、LTi DRiVES、Mitsubishi、NUM、Parker、Bosch Rexroth、SEW、Siemens、Stöber各社、およびこのウェブサイト内で言及される他のすべてのモータケーブルメーカーのいかなる製品も販売していません。The products offered by igus® are those of igus® GmbH