移動方向、移動距離、位置決め、送り速度、運転時間をウェブブラウザ上でセットアップ可能な新型制御ユニットが登場。
全ての関連資料 - チラシ、テクニカルデータ、最新ファームウェア、操作説明、CANopen電子データシート、2D/3D CAD図面 - は、dryveモータ制御ダウンロードポータルよりダウンロード可能です。
安全なシャットダウンを確保するため、論理回路と負荷回路は別になっています。
論理電源電圧は12-24V、負荷電源電圧は12-48V。
既定された10デジットの入力により、動作の選択、開始、停止が可能です。2つのリミットスイッチの入力により、モータ制御システムは安全機能としての役割も果たします。
モータ制御システムから、既定の5デジットの情報を得ることができます。 モータ制御システムは、運転可能、運転中、基点復帰、またはアラームや故障の有無を表示します。
2つのアナログ入力によって、リニアアクチュエータの絶対位置情報を読み込ませたり、速度や送り位置を特定することができます。 「電子ハンドホイール」を使えば、パラメーターを変更することなくリニアアクチュエータを移動させることも可能です。
モータ接続は、DCモータ、3相ECモータ、2相ステッピングモータに適しています。 コネクタには、モータブレーキへの接続も一体化しました。
最適なモータ制御と正確な送り位置の特定を可能にするには、角度エンコーダが必要です。モータ制御システムは、様々なタイプの角度エンコーダに電源供給5Vで対応できるよう設計されました。
CANopen接続は、高度な制御システムと通信するための通信プロトコルです。 それぞれの軸を制御するものですが、主に多軸システムの運転に使われます。 CANopenを使えば、ドライリンEガントリーの効率的かつ効果的な運転が可能です。
イーサネットポートは、ブラウザ経由でグラフィカルユーザインターフェースを呼び出したり、Modbus TCP経由で通信する際に使われます。
LEDのステータス表示は、IPアドレスや制御システムのステータスに関する情報を示しています。
例えば、モータ制御システムのIPアドレスを自動で出力したり、警告やエラーメッセージを表示します。
ブラウザ上の直感的ユーザインターフェースを使って、お使いのリニアガイドの移動方向、送り位置、加速度、速度、停止時間を設定することができます。
モータコントローラのユーザインターフェースのシミュレーション版を今すぐご体験ください。 実際の制御システムをお使いになる際は、シミュレータにご入力いただいた通りの情報が反映されます。 再度ご入力いただく必要はありません。
本当に簡単です:「移動プロファイル」で最大8ラインまで設定し、リニアアクチュエータに制御パラメータを適用することができます。 「モード」では、HOMでゼロ点、ABSでリニアアクチュエータの動作の絶対位置を定義します。 軸上の位置を入力、または「ティーチ」機能を使って、最終位置を決定します。 加速度、速度、減速度、停止時間を入力します。 「次のブロック」で、次の移動について数値を特定します。
dryveモータ制御システムは、お使いのネットワークにつなげることも、ケーブルを使って直接コントロールユニット(PCやPLC)につなげることも可能です。 その後は、ブラウザ上ですぐに制御システムをスタートしていただけます。ソフトウェアをインストールする必要はありません。 1分でセッティングが完了します。
1つのリニアガイドに1つのdryveモータ制御システムが必要です。
シンプルかつ直観的なユーザインターフェースを使って、初めての方でもリニアガイドの移動距離、送り位置、送り、運転時間をパラーメータ化することができます。
ループと呼ばれる繰り返し動作も、わずか数秒で設定が可能です。ティーチ機能を使えば、マウスを1回クリックするだけで送り位置を設定することができます。
CANopenやModbus、TCPなどの標準通信プロトコルのおかげで、Siemens S7やBeckhoffといった産業用コントローラにシステムを簡単に接続することができます。
10デジットのデジタル入力と出力により、産業用コントローラだけでなく、ArduinoやRaspberry Piなどの低価格なオープンソースモジュールにも非常に簡単に接続することが可能です。
dryveモータ制御システムは、オープンループシステムとクローズドループシステムの両方で、DC、EC、ステッピングモータのサポートを行います。
最大48Vの電源供給で、モータの高速運転を確実にします。 定格電流7A、ピーク電流20Aが、パワフルかつダイナミックな動作を実現します。
定格電圧 (論理回路) | 12~24 VDC |
定格電圧 (負荷回路) | 12~48 VDC |
モータ種類 | 2相ステッピングモータ バイポーラ駆動(ST)、直流モータ(DC)、 ブラシレスモータ(EC) |
モータ定電流 | 7 A |
ピークモータ電流 | ST: 10A、DC: 14A、EC: 21A 最大2秒 動作頻度による |
負荷出力 | 最大340W 連続 |
デジタル出力電流 | 最大200mA / 出力あたり |
保持ブレーキ | 24 VDC / 1 A |
角度エンコーダ | ホールセンサ(2 または 3極)、エンコーダ(ラインドライバRS422 または シングルエンド)
アナログ入力を介したアナログフィードバック |
デジタル入力 | 10デジタル入力、事前割り当て機能、NPN または PNP選択、 ビルトイン型プルダウン(PNP)・プルアップ(NPN)抵抗器 短絡保護、電気的分離、5~24 V DC (外部) |
デジタル出力 | 5デジタル出力、事前割り当て機能、PNP ビルトイン型プルダウン(PNP)抵抗器 短絡保護、電気的分離、5~24 V DC (外部) |
アナログ入力 | 2アナログ入力、±10 V DC信号(12 bit)、0~10 V DC信号(11 bit)、 10 V DC電源 |
インターフェース | CANopen(DS 402)、Modbus TCP、Ethernet、ビットコーディング、ステップ/方向 |
運転モード | オープンループ 位置モニタリング付き/無し、クローズドループ |
運転モード | バイナリ: 32走行動作 Tipp/ティーチ: 外部ジョグ運転の8走行動作 ステップ/方向: 外部セットポイント |
EMCガイドライン準拠のCEマーキング | EN 61000-6-2:2005、EN 61000-6-3:2007 |
周囲温度 | -20°C ~ +45°C |
相対湿度 | ≤ 90 %、(非結露) |
電源装置の最高温度 | 100°C |
軸受温度 | -40°C ~ +60°C |
保護等級 | IP30 |
保護機能 | 電源装置温度監視、電流監視、 不足電圧および過電圧保護、輪郭エラー検出、 角度エンコーダ制御 |
取付 | ねじ留め、DINレール取付 |
奥行 x 幅 x 高さ (mm) (コネクタと取付部品含む) | 124 x 31 x 139 |
月~金 8:30~20:00
24時間