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JP(JA)

イグリデュール すべり軸受

無潤滑、メンテナンスフリー

従業員が、グリースガンを使って軸受部にグリースを塗布する

金属上で金属が走るところは、どこでも定期的な潤滑を必要とします。潤滑油、メンテナンス、人件費にかかるコストは、数百万ドルに及びます。潤滑不足が原因で起きた損傷を経験したことのある人ならだれでも、ここが本当に高くつくところだと知っているはずです。 イグスでは、こうしたコストを削減できる無潤滑ベアリング技術を提供しています。

では、どのような原理で動作しているのでしょうか。イグリデュール製すべり軸受では、数百万もの個体潤滑剤粒子が、材質中にある小部屋のようなところに埋め込まれています。 これが、いわゆる自己潤滑効果 と言われるもので、この効果のにより、イグリデュール製すべり軸受は、
潤滑剤が不要となっていますアーヘン工科大学(RWTH)の研究は、潤滑油、人件費、メンテナンス費用の面で、自己潤滑式のプラスチック製すべり軸受の利用によって、コスト削減できる可能性を示した初めての研究です。
 

このページでは、以下についてご紹介します

お客様の節約事例
自己潤滑効果の原理とは? ▼
ホワイトペーパー―潤滑剤不要の軸受部 
アーヘン工科大学(RWTH)の研究

潤滑油、メンテナンス費用、人件費を節約したいですか?
お気軽にご相談ください。


お客様の節約事例

Lemken社のロゴ
88ユーロのコスト削減 1
メンテナンス時間を14.7 時間削減  2
6.3kgCO2相当を削減 3

Lemken社 は、農業機械専門のメーカーで、土壌耕作、播種、作物保護用の機械を製造しています。同社は、イグス製すべり軸受を採用して、耕運機1台あたりで潤滑ポイントを22箇所節約できるようになりました。 
Lemken社の使用事例
Rockinger社のロゴ
87.36ユーロのコスト削減 1
メンテナンス時間を13  時間削減2
1.4kgCO2 相当を削減 3

Rockinger社では、ボール式連結装置KS80に、自己潤滑式耐摩耗性インサートを使用しています。これにより、潤滑剤が不要となり、メンテナンス時間を最小限に抑えることができるようになりました。 
Rockinger社の使用事例
Krones AG社のロゴ
52.5ユーロのコスト削減 1
メンテナンス時間を13 時間削減 2
3.8kgCO2相当を削減 3

ラベリング機構1台につきすべり軸受を1個を使って、Krones AG社では、年間でコストを50ユーロおよびメンテナンス時間を13 時間削減できるようになりました。
Krones社のラベリングマシン
1 プラスチック製すべり軸受を使用した時の機械またはシステム1台当たりのコスト削減費(年間ベース)
2 プラスチック製すべり軸受を使用した時の機械またはシステム1台当たりのメンテナンス時間の削減時間(年間ベース)
3 プラスチック製すべり軸受を使用した時の機械またはシステム1台当たりのCO2削減量(年間ベース)

自己潤滑の仕組み

イグリデュール製すべり軸受では、数百もの固体潤滑剤が、繊維強化材質中にある小部屋のようなところに埋め込まれています。 この子部屋から、微量の固体潤滑剤が放出されます。 これだけで、周囲の潤滑ができます。

さらに、この固体潤滑剤は、イグリデュール材質の摩擦係数を下げる役割を果たします。 固体潤滑剤が、小部屋に組み込まれるので、従来の潤滑剤と同様に、固体潤滑剤が他の場所に押し出されることはありません

この自己潤滑効果のおかげで、メンテナンスを最小限に抑えることができるようになりました。 固形潤滑剤は、材質に組み込まれているため、定期的に再潤滑する必要はなく、ゴミやホコリが軸受部に付着することはありません
イグリデュール製の繊維および固体潤滑剤を添加したベースポリマーで、200倍に拡大 イグリデュール製の繊維および固体潤滑剤を添加したベースポリマーで、200倍に拡大

ホワイトペーパー

潤滑剤不要の軸受部​ ガイド、専門家からのヒント、採用事例

このホワイトペーパーで取り上げているのは、以下の通りです:
✅ 潤滑剤のコストは?
✅ 産業用と環境用の潤滑剤コスト
✅ 代替案としての無潤滑ベアリングシステム
✅ 無潤滑すべり軸受の仕組み
✅ 無潤滑すべり軸受の運転条件
✅ ベストプラクティス ― 成功事例とガイドライン
✅ サポート方法
 
ホワイトペーパー プレビュー

アーヘン工科大学(RWTH)の研究

無潤滑のプラスチック製ベアリングにより、年間最大1,400万ユーロのコスト削減が可能

アーヘン工科大学(RWTH)の研究プレビュー
イグスの委託研究により、自動潤滑式のプラスチック製すべり軸受の生態学的および経済的メリットが、初めて定量化されました。 この調査研究を実施してくれたのは、Werkzeugbau Akademie社で、生産技術分野の研究では、ヨーロッパ最大級の研究所であるアーヘン工科大学(RWTH)のキャンパスに拠点を置く調査会社です。調査活動は、フラウンホーファー研究所と共同で実施しました。

調査の一環として、それぞれの業界の専門家インタビューを行いました。対象となったのは、オートメーション技術、建設機械、農業、食品、包装、飲料業界から9社でした。このインタビューには、B.CNHインダストリアル、ハイネケンクロネスAGも参加しました。

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