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ロボカップ・ドイツオープンでB-Humanが活躍

ブレーメン大学のB-Humanチームに所属するマーカス・プリンツラーは、マクデブルクで行われたロボカップ・ドイツオープン 2017でチームが残した素晴らしい実績を日ごとにまとめたレポートを公表しました。
ロボカップ

Day 2:準備、テストゲーム

昨日はチーム全員が到着してオープンに向けた準備、今日はB-Humanの機能テストとテストマッチが行われました。午後4時、テストマッチは0-1のスコアでアンドレアスに敗戦... どうやら、小型ロボットNAOは一人でプレイする人間にさえまだ勝てないようです。それでも私達は作業を続けますし、明日のBerlin United戦に向けて貴重な知識を得ることができました。私達は残りの時間でテストマッチの内容を分析しミスを修正しました。明日の午前10時に、ロボットだけでなく私も体調万全で迎えられるよう、もうすぐ就寝します。

Day 3:B-Human vs. Berlin United、B-Human vs. Nao-Devils

昨日までの準備を経て、今日はリーグ戦初日です。午前10時、ドイツオープン初戦、B-Human 対 Berlin Unitedの試合が始まりました。B-Humanは前半を4点リードで折り返し、試合を優勢に進めました。後半も試合状況はあまり変わりませんでしたが、途中、私達のチームのロボットが、Berlin United側の左コーナーにあった遠くのボールを見つけることが出来ない状況が発生しました。ここは改善が必要です...。それでも結果は6-0で、B-HumanがBerlin Unitedに勝利しました。午後2時には、本日2試合目となる Nao-Devils(ドルトムント)との試合が始まりました。試合開始直後に相手が不正スタートによるタイムアウトを取ったものの、私達のチームは、前半のわずかなチャンスを決め1-0にするのが精一杯でした。2度目の得点チャンスは相手ゴールキーパーに阻まれ...休憩後は相手チームの方が状況が良く、私達は試合再開直後に選手交代を余儀なくされました。しかし、最終的にはリードを広げ、チームは3-0で勝利することができました。
ロボカップ
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Day 4:予選最終日

午前11時、これまでで一番の強豪チームと対戦しました。予選でBerlin Unitedに6-0、Nao Devilsに5-1で勝利したチーム、HTWK Leipzigです。前半はB-Human、HTWKともに調子が良さそうでした。それでも私達はなんとか2得点決めましたが、そのうちの1点は、ロングボールが相手ゴールキーパーの脇を通り抜けるというラッキーなものでした。休憩の直後から、事態は混沌としてきました。両チームのロボット達がオーバーヒートしたようで、転倒や、退場が続出したのです。しかし、B-Humanはその混乱にうまく対処し、再びゴールを決めることができました。試合は、終了のホイッスルが鳴る少し前に再び盛り上がりを見せ始めます。HTWKのゴールキーパーがゴールから離れたため、B-Humanのストライカーがそこを抜けてフリーになり、ゴールを狙ったのです。しかし、残念ながらこれは成功しませんでした。試合終了直前にボールは相手ゴールのすぐ目の前で止まってしまったのです。しかし、結果は3-0で、B-Humanの決勝トーナメント進出が決定しました。この日の残りの時間は、最終日の試合に向けた準備を行いました。ハードウェア問題を解決するため、いくつかの変更とテストマッチを実施しました。明日、B-Humanは再びBerlin Unitedと対戦し、この試合の結果次第で、決勝でHTWKまたはNAO Devilsと対戦することになります。私達はすでにこの3チームに勝利していますが、ロボカップでは、実際の環境による偶然の要素も存在するのです。

Day 5:決勝戦

午前9時、B-HumanはBerlin Unitedとの再戦に臨みます。前回の6-0という結果から、私達は勝利を期待し、主力メンバーは決勝戦に向けて温存しました。前半、B-Human側ロボットの転倒が続出し、多くのロボットが選手交代を余儀なくされます。私達は、前半をリードした後も古いロボットで試合に挑み続け、最終的にはピッチ上に2台のロボットしかいない状態で勝利を収めました。この試合では、古いロボット達でも合計8ゴールを挙げることが出来ました。残念ながら、相手ゴールに入ったのは7点だけでしたが...
それでも、B-Humanは決勝に進出しました。
そして、いよいよHTWK Leipzigとの決勝戦が始まりました。開始早々、HTWKはB-Human側のゴールポスト前まで前進し、そこでポジションをキープしました。しかし、何度か危ない場面はあったものの、HTWKは決定機を逃し、次第に私達のチームのディフェンダーが相手陣内にボールを持ち込むことに成功します。このような場面が何度かあり、前半は2-0のB-Humanリードで終了しました。HTWKは得点には至りませんでしたが、何度もB-Humanゴールに迫り、危険な展開が続きました。ハーフタイムを挟んで、後半戦が始まりました。開始早々、ロボット達の発熱量が限界に達しているためか、転倒が多発します。しかし、ハードウェアのトラブルが多く、交代選手も1台しかいないため、HTWK側は4台、時には3台のロボットでプレイすることになりました。特に、HTWK側の1台のロボットが転倒し、文字通り頭部を失い、その頭部がピッチ上を転がっていくという劇的な場面もありました。HTWKのロボット達が自陣ゴール前で互いに邪魔し合うことが多い中、B-Humanは2度のロングボールで相手チームのゴール前まで迫りますが、これにゴールキーパーが反応し、阻まれます。しかし、その後に相手ゴールキーパーの立ち上がる動作が間に合わず、私達のチームのストライカーがその隙を突きました。
ロボカップ
試合終了のホイッスルが鳴り、私達は4-1で勝利を収めることができました。これで、チームは再びドイツオープンの勝者となり、最強のサッカーロボットチームとしてのタイトルを守ることができました。これは、私達の非常に刺激的な1週間を締めくくるのにふさわしい結果です。しかし、休んでいる暇はありません。7月25日に日本で開催される世界大会でも優勝できるよう、チームのプロジェクトルームに戻って作業を行います。

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