ドレスデン工科大学の微細加工工学

同大学教授 トーマス・ナーゲル氏は、ドレスデン工科大学微細・電子工学デザイン研究所の研究テーマ「微細技術設計」の責任者。 「設計要素」の講義では毎学期、このテーマがあります。 たくさんのイグリデュール製の小型スライドベアリングが、ここで使用。 過去3年の最優秀作品は、ここでご覧いただけます。

2008年の課題

バイオ材料はさまざまな容器に入れて保存し、プロセス中、マニュアルあるいは全・半自動で送り込みます。 ここでは、小型ロータリーテーブルを、試薬ビン10個（大きさ ∅6 x 35mm）の受取りにつけます。ただサンプルは、ハンドリング部分で１つしか取れず、他のビンはハウジング部分でかくれているという設計です。 ロータリーテーブルの駆動はステップモーターで、これが決められた方向に動き、電子回路で制御されています。 触覚センサーの確認でテーブルが回転し、ちょうど次のサンプルが来るまで回ってそこで止まり、次サンプルを取ることが可能になります。

2007年の課題

このポータブルチケット機では、プレスロールの駆動で紙が送り込まれます。紙の送り速度は、正確にvx mm/s でなければなりません。 駆動には、ロータリーステップモーター（タイプUAG2）を使用。電子回路の制御（タイプ SAMOtronic- uni）で、周波数をいくらでも自由に変えて使用することができます。

2006年の課題

ロータリーステップモーターを使用してキャリッジを距離0～50mm、水平にリニア移動させるリニア軸を作る。いくつもの触覚センサーとスイッチが、必要な命令を制御します