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ドライリンZLWがCook-e社(仏)の ロボットキッチンで採用2023/12/06

キッチンでの自動化を推進するCook-e社(フランス)にて、スペースが限られるレストランで導入された調理ロボットに、イグスの小型で衛生面に優れたリニアアクチュエータ(歯付きベルト駆動)・ドライリンZLWが採用されました。当社は、省スペースで衛生的なオートメーション関連製品を通じて、飲食サービス業での課題解決に貢献してまいります。

飲食店での自動化導入の背景

競争が激しく、収益化が容易ではない飲食店経営において、繰り返される単純作業を自動化し、経済的・人的負担を軽減させる重要性が増しています。テクノロジーを活用しコストを削減することで、食材や従業員への投資が叶えば、飲食店と顧客双方に良い効果をもたらします。
フランスのスタートアップ企業Cook-e社は、ロボットを駆使したキッチンの自動化を実現する事業で、レストラン経営の収益化や労働者確保などの課題解決を支援しています。Cook-e社では、飲食店での特定の反復作業を自動化することにより、経営の存続や従業員の雇用につながる、ひいては生まれた資金で高品質な食材やサービスへの投資が可能になる、また、顧客に対しても料理のパーソナライズや待ち時間の短縮、調理時間の予測などの利益がもたらされるとしています。

ロボットキッチンでのドライリンZLW採用の概要

本事例では、アプリによって注文されたメニューを全自動で調理するロボットに、イグスの電動リニアアクチュエータ・ドライリンZLWが採用されました。具材をコンテナから取り出し、調理器に流し込むまでの移動機構でドライリンZLWを使用しています。
都市部にある飲食店の広さに応じてキッチンが省スペースで設計されており、食材の保管庫からロボットに至るまですべての機構を小型化する必要がありました。限られたスペースで1ミリ単位の軽微な調整や位置決めを行う際に、ドライリンZLWシリーズのリニアアクチュエータが真価を発揮します。結果的に機械の小型化につながり、ロボットキッチンに必要な床面積は2.7㎡に抑えられました。
また、ロボットキッチンの部品は、清潔である必要があります。HACCP(※)の厳格な衛生基準を満たすため、ドライリンZLWは食品との接触を想定した材質のみで構成されています。リニアキャリッジは、高機能ポリマー製スライド部を用いた「すべり」で動作します。このスライド部にはグリスなどの潤滑剤が不要なため、メンテナンスが不要なだけではなく可動部分を清潔に保ちます。ロボットキッチンは調理が終わるたびに自動的に洗浄されるため、洗浄が簡単で洗浄後すぐに使用できることも大きな利点です。

今後について

社会経済の影響を受けやすい経営や人出不足など、飲食サービス業が抱える課題に対し、今後ますます自動化の需要が高まると考えられます。イグスは高機能ポリマー技術を活用した省スペースで衛生的なオートメーション関連製品を通じて、飲食店向けの自動化に貢献してまいります。

※ HACCP(ハサップ):国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機関(WHO)の合同機関である食品規格 (コーデックス) 委員会が発表した、食中毒や異物混入などの危害要因を除去・低減させるために工程を管理し、製品の安全性を確保しようとする衛生管理の手法。日本でもすでに、すべての食品等事業者でHACCPに沿った衛生管理が必要。


以上


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igus GmbHは、Allen Bradley、B&R、Baumüller、Beckhoff、Lahr、Control Techniques、Danaher Motion、ELAU、FAGOR、FANUC、Festo、Heidenhain、Jetter、Lenze、LinMot、LTi DRiVES、Mitsubishi、NUM、Parker、Bosch Rexroth、SEW、Siemens、Stöber各社、およびこのウェブサイト内で言及される他のすべてのモータケーブルメーカーのいかなる製品も販売していません。The products offered by igus® are those of igus® GmbH