産業用ロボットとは、自動化生産での使用に向けて設計された機械で、プログラムされ、必要な箇所ではセンサ制御された一連の動きを実行します。 自由度(DOF)の数によって、ロボットを人間の腕のように使えるかどうかが決まります。 産業用ロボットには、グリッパ/真空グリッパを装備することができ、製造、組立、物流の分野で広範なタスクを実行します。
しかし、常に高性能な6自由度ロボットが必要というわけではありません。関節部分に使われている樹脂や射出成形により、イグスはコストパフォーマンスに優れた組み立て式ロボットアームを低価格で提供しています。 そのため中小企業においても、危険作業、単調な作業を自動化することが可能です。
産業ロボット ロボリンクの構造 - 単体パーツと組立品から選択可能
モジュラーシステムを構成しているのはロボリンクの単体パーツ、つまりロボットアーム土台、樹脂製ギアボックス付きのモータ駆動関節ユニット、長さの異なる接続部品、また必要に応じてコントロールパネル付きの一体型制御システムです。イグスのエナジーチェーンやチェーンフレックス、ベースと組み合わせて使えば、ロボリンクのモジュラーシステムは既製品の産業用ロボットとして他にはないソリューションを提供します。
ロボリンク(robolink®)DCiの制御システム
ロボリンクの制御とプログラミングには、Commonplace Robotics社の技術システムが使われています。1/256のマイクロステップにより、制御システムがロボリンクの滑らかな動きを実現しています。また3Dユーザインターフェースにより、モーション手順の入力・適応が直感的に行えます。