DESINA | ロボットケーブル対応規格

DESINA（DEcentralised and Standardised INstAllation technology）とは、ドイツ工作機械工業会（VDW）が提唱している各種コンポーネント、インターフェース、接続システムを標準化するための規格です。DESINAには、実装技術の標準化と分散化のための包括的な全体コンセプトが記載されています。

DESINAは、機械工学における標準化を目的とした規格です。工作機械の大手メーカーがDESINAをつくり、工作機械の標準を設定しました。この標準は、電気・油圧・空圧系の設置に適用され、設置とメンテナンス作業を迅速化するために統一されました。DESINA は、このため個々の部品を指定します。
分散型設置の実施と、指定部品の使用により、組み立てと監視コストを節約することが目的です。
DESINA規格の内容は、2005年11月のISO 23570のPart1、Part2に記載されています。

チェーンフレックスケーブルの対応：

この規格を満たすために、ドイツ工作機械工業会（VDW）の推奨に従ってチェーンフレックスケーブルを製造しています。すでに250種類以上のケーブルがこの規格を取得しています。識別色によって、部品、インターフェース、接続システムを標準化することができます。そのためチェーンフレックスケーブルを使用すれば、システムや機械の流体・電気機器の設置を規格に合わせられます。
要件は次のとおりです：

複合ケーブル、シールド付き：橙（RAL 2003）