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取り付けが容易なソリューション

高度な複合機械のためのハーネス済エナジーチェーン

アルツメタル社の複合機械GSシリーズはそのすぐれた力と正確性で群を抜いています:主に連続生産、道具・型・金型製造、模型製作、航空業界での複雑な工程に使用されています。 スピンドルへの電力供給のために、アルツメタル社は経済的、技術的、かつ効果的なソリューションを発見しました:イグスのハーネス済みで取り付けるだけのエナジーチェーンシステムです。

金属加工会社では、非常に高いレベルの正確性とダイナミック性、加工速度を必要する新型工作機械の導入が計画されていますが、おそらく、アルテンマルクト市にあるアルツメタル社のGSシリーズが検討されることになるでしょう。アルツメタル社は金属加工業界で名の知れたマーケットリーダーで、80年代から最高品質で高性能の工作機械を製造してきました。

製品群の拡張

2001年、GS800によって複合工作機械のバリエーションが広がりました。それは即座にサクセスモデルへと発展し、翌年、その多数の革新的デザインによってドイツでの賞を受賞しました。さらに、2005年に発表されたGS1000には二つの改良がなされました。 ひとつに、A軸において機械空間が1070mmまで拡張されたこと、もうひとつに、トルク技術を使った回転軸と従来型のサーボドライブの両方にオプション式のダイレクトドライブがある点です。 両方のオプションは世界のユーザーに広く受け入れられ、アルツメタル社のベストセラー商品になりました。
2006年9月、GSシリーズは下方向にアップグレードされました。 ハンス・ユルゲン・ジズラー氏(CNC複合工作機械部門の営業部長):「従来のラック取付で対応できない正確性と機能性を望むユーザーのために、新型GS650を提供します。」 この製品は2006年秋にストゥットガルトのAMB見本市で初めて発表されました。この機械はGS800やGS1000と比較しても真のガントリーシステムだといえ、極めてすぐれたダイナミック性とメンテナンス不要のトルク駆動をA軸とC軸に備えています。 優れた正確性(Tp=0.007)と加工速度は、一般的な機械製造同様、ツールや型製造分野での単体部品製造や連続生産使用でも発揮されます。

複合工作機械

3本全ての保護管は、イグスが同時納品した分電盤に接続されています:これがさらに、取り付けをシンプルにしているのです。

 

5軸バージョンに加えて、静的テーブル付きの3軸バージョンもあり、オプションとして、カウンターベアリング付きの4軸バージョンもあります。
自動製造システムへの組込はポータルロボットによるソリューションによって可能で、機械は完全に上から吊るされる形になります。また、前方から積み下ろしには、パレットチェンジャーや座屈アームロボットが使用されます(例:ゼロポイント・クランピング・システム)

製造における優れた垂直統合

製造における優れた垂直統合はアルツメタル社の成功の秘訣です:外部の顧客への自社の鋳造作業は80%程度ですが、工作機械の重量型一体鋳造機械基盤を5.5トンも製造しています。 これらの基盤は特許取得済の8フォールドガイドシステムとともに、優れた硬化のための前提条件を作り出し、それによって加工における最大の正確性が作り出されます。

しかし、アルツメタル社はコア能力が関係する部分においてのみ、垂直統合に頼っています。 まず、他のコンポーネントに関しては“アウトソーシング”、すなわち、有能なサプライヤーとの協力に頼っており、例として、スピンドルに電力、データ、冷却材を供給する電力供給システムがあります。 ハンス・ユルゲン・ジズラー氏:「私たちは初め、GS800にイグスのハーネス済レディチェーンシステムを使用しました。 その協力は成功し、GS650にもまた、レディチェーンを使用することになりました。 “

スピンドルへ50以上のフィードライン

取付時間を削減するだけでなく、電力供給システムの長寿命に貢献する選択です。 レディチェーンに使用されているイグスのケーブルはエナジーチェーンでの使用のために特別に開発されたものなので、小さな曲げ半径に対応し、動きにより常時ストレスを受けても長いサービス寿命を保つことで際立っています。 機械が非常に強固に製造されているので、アルツメタル社にとって非常に重要なポイントです。 最大30,000 min-1動く軸は全体で50から60の電力・シグナルケーブルを必要とします。それらにはサーボドライブ用の電力ケーブル、ツールホルダー用の空圧ホース、フィード・測定システムケーブル、冷却材用のフィードライン、軸を吹き飛ばす圧搾空気供給も含まれます。

アルツメタル社は好評のGSシリーズに“小型”モデルを作りました:GS650は同じように優れた精密性と加工速度をもっています。

 
開発段階においても協力

イグスはGS800の開発時に、早い段階からか係わっていました。 ハンス・ユルゲン・ジズラー氏:「問題は、低価格で長寿命の完全なシステムを購入したいとき何を考えるでしょう。その問いにはイグスが満足いく答えをだしてくれます。 イグスのセールスエンジニアであるハリー・サコー氏:「私たちの提案はとても前向きに受け入れられました。 “

つまり、この新型GS650においてもこの工程を踏襲するということは理にかなったことだったのです。イグスは全ての機械について、ケーブルパックをハーネス済にした接続するだけのエナジーチェーンを提供しています。そのため、アルツメタル社は重要な要素となる取付時間-スピードは競争力として見られるため-を削減することができているのです。:他のサプライヤーは納品に明らかに時間がかかっていました。

コンパクトなデザイン-3軸で可動式

エナジーチェーンとレディチェーンシステムを使用することで構造はさらにコンパクトになります:小さな曲げ半径に対応できるのはチェーンフレックスケーブルだけです。 さらに、表に見える部分のケーブルや、機械上部に突き出したコンポーネントを許容しないアルツメタル社の基本方針にも合致しています。 両者は、イグスの保護管のおかげで達成できています。

GS650に使用されているエナジーチェーンシステムは3軸の動きに対応しています。 X軸は別に動き、Y軸とZ軸は重なり合っています。取り付けは極めて簡単で、イグスが同時に納品した分電箱に3本の保護管を接続するだけです。 X軸は水平に設置されており、機械上部のカバーを台にしています。その上に吊型仕様で支えられています:この省スペース設計は保護管を理想的に誘導しています。

複合工作機械

理にかなった構造詳細:エナジーチェーンのX軸は機械上部を使って水平方向に設置されています。 そのため、場所をとらず、保護管は理想的に設置されているのです。

 
新型機械用の新しいエナジーチェーン

この新型エナジーチェーンはGS650の理想的なエネルギー供給システムの開発に大いに役立ちました。E4/4ライトは非常にコンパクトな外寸法という点で他に秀でています。同じ充填量のものと比較して20mm狭いのです。 あらゆる動きをする機械の外寸法内に保護管を確実に収める、まさに20mmです。製品開発はまさに時間通りにやってきました。

高速

コンパクトなデザインと小さな曲げ半径にもかかわらず、ケーブルを充填した保護管は高速で走行します。 軸は最高60m/秒という高速で走行し、最大加速は10m/s2に達します。17m/s2という加速度さえも屋外では要求されます。これはケーブルとエナジーチェーンの品質に高い要求を課します。

メンテナンスと改良に理想的

チェーンの割り当てには二つのオプションが決定されました:一つはGS650のスタンダードバージョン、二つ目は30,000 min-1というより強力な軸のための追加冷却ホース。これらのオプションはケルンのイグスで組み立てられ、アルツメタル社に適宜納品されます。 さらに多くのケーブルが必要になる場合、保護管内に充填することはもちろん可能です。後程対応することも可能です:追加軸や最小限の潤滑油が必要になった場合に、簡単に変更ができるという点に、アルツメタル社の設計士は納得しました。そのような場合、その保護管のスナップオープン式リンクを開いて、必要な場所にケーブルを充填するだけでよいのです。

構造の詳細を見ている様子:ハリー・サコー,イグス社セールスエンジニア(左)、ミヒャエル・オフナー,イグス社南ドイツ地域顧客技術部門長、ハンス・ユルゲン・ジズラー氏,アルツメタル社CNC複合工作機械販売部門長(右)。設置中のGS650横にて。

 
エナジーチェーンとスライドベアリング

アルツメタル社の製造部門に使用されているレディチェーンはほとんど見落とされません。ハーネス済チェーンと分電箱を含めたケーブルパックはユーロパレットよりも僅かに場所をとる程度です。 アルツメタル社を注意深く見てまわると、他のイグス製品が使用されているのを見つけることができます。潤滑剤を内蔵した高機能樹脂製イグリデュールスライドベアリングがツールマガジンホルダーに使用されています。

ここで使用された製品については、こちらをご覧ください。
さまざまな分野での使用事例は、こちらをご覧ください。