正しいツイスターチェーンの選び方

例を用いたツイスターチェーンの新規設計の手順：

イグスのプロジェクト・プランニング・システムをご利用ください。お客様ご自身でエネルギーチェーンとサポートトラフを決定される場合は、以下の点をご確認の上、結果をセクションの最後にある計算支援ツールにご記入ください。

1.シリーズを選択し、チェーン幅を決定する：

• 使用可能な設置スペース外半径 = 592mm
• 設置スペース内半径 = 311mm
• α回転角度 = 220
• クリアランス高さ = 466mm
• 最大Ø ケーブルカスタマー = 22mm (7.5xd)

または、最大ケーブル径を確認し、次に大きな許容Øを基準にシリーズをお選びください（内側の高さについては、チェーンの高さと幅の約20％のケーブルクリアランスを考慮することをお勧めします）。

最大ツイスターチェーンTC32 = 28mm | TC42 = 38mm | TC56 = 50mm 例：最大ケーブル径22mmのお客様最大Øケーブル径22mmのお客様 = TC32シリーズ（次のサイズ）

2.外半径ARを選択する。

使用可能な外半径の設置スペースから、チェーンの次に小さいX2を選択する。寸法X2から80mmを引いて、必要な外半径ARを求めます。チェーンの外半径の選択については、対応するシリーズのX2寸法表を参照してください。

計算式 AR = X2 - 80mm

例
1.使用可能な設置スペースの外半径 592mm => 580mm (X2)
2.X2 580mm - 80mm => AR 500mm (次に小さい方を選択)

3.内側半径IRを選択する。

内半径の設置可能スペースに25mmを加え、チェーンの最大のX1を選択する。選択した値が最大幅Biとなる。表から適切なシリーズを選択。

計算式IRmin = X1 + 25mm

例
設置スペース内半径 311mm + 25mm = 336mm => X1 350mm = Bi 11 (108mm)

4.曲げ半径 R の決定

原則として、チェーンの曲げ半径Rは、ケーブルの最小曲げ半径によって決まります。対応するシリーズの表から選択する。

例
1.Ø 22mm (7.5xd) => 22mm x 7.5 = 165mm ケーブル最小曲げ半径 2.
2.165 =>R 175mm（次に大きいものを選択） 結果 => 部品番号 TC32.11.175/500

5.必要なクリアランスの高さ [H] を決定する。

選択したチェーンの曲げ半径Rの2倍の値に170mmの許容誤差を加えます。

例
R 175mm x 2 + 170mm = H 520mm

追加部品なしでツイスターチェーンを新設計するための推奨事項