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可動部の機能を向上させるために、イグスは、自社の製品に高い製品基準を設けています。
ベアリング技術、エナジーチェーンシステム、ローコストオートメーション、3Dプリント、スマートプラスチックの共通点は、↑技術を上げて、コストを下げる↓ことを目標としています。この目標を実現するために、イグスでは、以下のような特徴がある高機能モーションプラスチックを提供しています。

高機能プラスチックを使用した当社の製品は、安心してお使いいただけます。 当社のモーションプラスチック製品をどのくらいの期間使用できるか事前に確認できるように、イグスでは、製品寿命の予測計算ができるオプションを提供しています。では。そのデータは、どこで入手したのでしょうか? それは、イグスの試験施設です。総面積4,000m²、年間約15,000回以上の試験を実施している業界でも随一の施設です。当社は、1985年からこの試験施設を運営しています。また、お客様からのご要望やご意見も、開発の際の貴重な情報源となっています。また、ますます多くの製品が、スマートプラスチックとして提供されており、材質状態を監視し、部品の交換時期を適切なタイミングでお知らせしています。こうしたことがすべてがモーションプラスチックの長寿命につながり、「技術を上げて、コストを下げる」というメリットになっています。

「私は問題を解決するのが大好きです。その結果として、お客様にご満足いただけると、私も非常に嬉しいです。これはもちろん、お客様との密な連携があって、達成されるものです。各問題に対して解決策を見つけるには、どこが問題になっているか、完璧に把握する必要があります。そうした個々のお客様のための解決策が、新たなイノベーションを生み、それが当社の製品ラインアップに追加されることも珍しくありません。そのため、お客様の問題は、研究開発の原動力にもなっているのです。
ステファン・ニールマン副社長兼ドライリンリニアガイド&ローコストオートメーション部門責任者

イグスの材質やベアリング、リニアガイドシステムの設計は、多岐にわたります。すべり軸受、球面ベアリング、ボールベアリングから、旋回リング、ギヤ、リニアガイド、スライドテーブルまで、すべての製品が、食品衛生法に準拠し、高荷重、高温、化学薬品、紫外線に対する耐性があります。当社で開発の核となるのは、摩擦の最適化です。材質の混合物はすべて、充填剤と固体潤滑剤を用いて改良されているため、摩擦係数が低く、潤滑剤を追加する必要はありません。そのため、再潤滑の間隔を設ける必要もなく、メンテナンスによる中断もなくなりました。この状態が続く限りは、当社の技術は問題なく機能します。また、当社の材質はさまざまな条件に合わせて製造されるため、他の材質と比べて非常に長寿命となることもあります。

どんなに優れたベアリング技術でも、エネルギーがなければ、機械は全く動かないため、その付加価値を示すことはできません。データケーブル、パワーケーブル、メディアケーブルは、機械の繊細な部分であり、故障の原因となることが多々あります。当社のエナジーチェーン、可動用に最適化したチェーンフレックスケーブル、組み付け済みレディーケーブルは、故障を防いで、長く使用できるように開発されました。当社の製品は、すぐに設置できる組み立て済みのシステムとしても、単体部品としてもご利用いただけます。

イグスの製品を間近で、手にとって体験されたいお客様のために、製品サンプルを多数ご用意しています。スタンド型モーションプラスチックのサンプルBOX、カスタマイズしたサンプルBOXなど、数多くのサンプルからお選びいただけます。