- イグリデュールJ3製ケージにより、旧型の長寿命のクシロデュールB180と比べ、最大21倍の寿命
- 使用温度範囲:-40 °C~+80 °C
- ハウジング材質: クシロデュールB180
- ケージ材質:イグリデュールJ3
- ボール材質:ガラス
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クシロデュールB180|J3ケージ搭載のオールラウンダー
高速で回転するとベアリング内のボールにかかる遠心力が大きくなります。そうするとボールは外側への加速度が増します。ケージ材質に安定性が求められる理由は、ケージのポケット部が膨張すると、すきまが拡がりボールに自由な運動を許してしまうからです。ボールが正しい位置を維持できないと、摩耗しやすく、ベアリングの故障が早まります。ケージ材質の強度を向上させる補強材の他に、ボールとケージの間で摺動摩擦が発生します。固体潤滑剤は摺動性を高めます。そのため当社ではケージにイグリデュール材質を使用します。そこには安定性や摺動性を向上させる添加剤が配合されています。
主な採用分野
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技術向上:
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コスト削減:
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高性能・
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サステナビリティ:
使用に適する場合
以下の場合は、他の材質を使用することをお勧めします
公差と測定システム:
内径と外径の公差は、取り付けサイズによって異なります。 これらは通常、おおよそです。公称寸法に対して±0.05mm。 ベアリング・リングは通常射出成形されるため、当然のことながら一定の楕円度を示します。 このため、キャリパーゲージを使用して、ベアリングの全幅にわたって、注入点(存在する場合)に対して90°の角度で測定します。寸法と公差は、H7ホルダーとh6シャフトを使用する際、手で簡単に圧入できるように設計されています。 軸方向の変位を防ぐため、サークリップ(シャフト)とスナップリング(ハウジング)を使用した軸方向ロックの追加が推奨されます。

設置の推奨

1.ハウジング(公差H7)
2.前面(ボールが見える側)
3.後面(ケージが見える側)
4. ボールベアリングを、前面から先に押し込みます。
5.軸(公差h6)に面取りを施して取り付けます
6.軸方向ロックが必要