リニアガイド「ドライリン」試験施設

リニアガイド「ドライリン」は、高性能ポリマーで作られたスライド部により、耐摩耗性、静音性、耐汚性、高温耐性に優れ、無潤滑・無給油で動作します。 これらの特性を確保するため、当社では広さ約3,800m2の試験施設で、実際の使用条件に基づいた幅広い試験を行っています。 様々な要件に対応できるように、毎年135兆回以上のテスト動作が実行されています。

何がどのように試験されているのか?

ドライリン製品は試験施設内の様々なコンディションのもと、54の試験箇所にて試験を受けています。   加えて、組立品の機能試験や、寿命予測、強度や破壊試験も行われます。
 
製品が様々な環境で確実に機能するために、水中から粉塵環境まで幅広い条件下で試験しています。 試験結果はデータベースに保存され、随時WEB上での寿命計算ツールに反映されます。 これにより誰でも無料のオンラインツールを使用して製品の予測寿命の計算が可能です。

リニアガイド試験施設内にはどんな試験装置があるのか?

どのオンラインツールが試験データを取得するのか?

製品/材質試験の結果は新規開発や製品改良に使用されるほか、製品検索や寿命予測計算のために当社の無料オンラインツールにも組み込まれます。 各製品エリアごとに、製品を要件(圧縮強度やラジアル荷重)から比較して寿命予測計算が可能な「エキスパートシステム」などのツールがあります。
試験施設内での試験とイグスのオンラインツール

イグスの試験施設からの試験抜粋

当社はリニアガイドを摩擦係数から耐用年数まで徹底的に試験します。 多数の製品および材質試験に加えて、各お客様の条件での試験も行います。 以下は試験の一部です。

イグス試験施設の様々なエリア

ドライリン リニアガイド

イグリデュール試験装置

ロボリンク・ローコストオートメーション

ロボリンク試験装置

チェーンフレックスケーブル

チェーンフレックス試験装置