ドライギア Apiroラック＆ピニオンギアボックス

ラック＆ピニオン機構を搭載したApiroギアボックスは、主にプッシャーおよび位置調節機構で使用されます。

大きなメリットは、Apiroラック＆ピニオンギアボックスを簡単に同期できることです。標準バージョンでは、複数のラック＆ピニオンギアボックスをApiroの多機能プロファイルと同期させることができます。駆動は通常、減速比32:1のApiroウォームギアを介して送信され、システムにはセルフロック機能が働きます。

イグスのApiroとは低コストのギア で、柔軟性に優れ、お客様仕様のソリューションを意味します。モジュラー式ギアボックスは、ギアボックスの入力と出力に関する様々な設計、減速比、アクセサリの組み合わせを基に、幅広い製品ラインアップを提供しています。ウォームギアに加えて、モジュラー式ギアボックスには、かさ歯車とリニアギアも含まれます。

モジュール構造および各部品の簡単な接続で無限のアプリケーションに対応し、低コストでソリューションを提供します。これが、ギリシャ語で「無限」を意味する「Apiro」という名の由来です。

Apiroはまた、迅速かつ低コストで特別なソリューションを実装する際にも使用できます。

一般的性質：

• 無潤滑のリニアギア
• モーションプラスチックで軽量化と効率化を実現
• 優れたコスト効率
• 最大50Nのプッシャーに対応
• 使用温度：+5°C～+50°C
• 耐汚性
• モジュラー式ギアボックスシステムで柔軟に使用可能
• 手動またはモータ駆動が可能
• イグスの試験施設で耐用年数を試験済み

Apiroギアは、単純な手動での揺動運動から、包装機械における自動位置調整、複雑なロボットキネマティクスまで、幅広い用途で使用できます。

用途:

• 飲料機械の位置調整
• 包装機械におけるレーン調整
• カメラおよびスキャナーの揺動運動
• 医療機器用ターンテーブルの駆動
• ロボットキネマティクスの構成部品
• リニアアクチュエータの同期

具体的な使用事例とそれを再現するための部品リストは、こちらをご覧ください。