最大ストローク高さ | 100m | |
最高走行速度 | 20m/s | ストローク高さとエナジーチェーンの安定性に依存 |
最高加速度 | 50m/s2 | ストローク高さとエナジーチェーンの安定性に依存 |
吊り下げ型では、自由に動くケーブル(電力、信号、油圧、空気圧など)が問題になることがよくあります。システムの動作によりケーブルが振動し、システム部品と衝突したり、最悪の場合は断線してしまうこともあります。
それを防ぐために、個々のケーブルを保護しながら、ケーブル束の動作をガイドするエナジーチェーンが採用されています。
このヒントをもとに、吊り下げ型の注意点をご紹介します。
横方向の加速度が発生しない動作 横加速度が発生しない垂直動作のみの場合、エナジーチェーンは側面のガイドを必要としません。 横方向の加速度が発生する動作 横加速度が発生する場合は、エナジーチェーンには側面ガイドが必要となります。ガイドを部分的に取り付けるオプションも可能です。ただし、少なくともエナジーチェーンが往復する領域には取り付ける必要があります。 横方向の加速度がエナジーチェーンの側面方向に作用するため、より安定いたします。ガイドを使用する場合は、キャンバー付きのエナジーチェーンを選択する必要があります。これにより、チェーンがガイドチャンネルに確実に押し込まれます。 可能であれば、図Bのエナジーチェーンの設置を推奨します。 |