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イグス株式会社

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ロボットケーブル(可動ケーブル)の構造と材質・7つの基本

チェーンフレックス

1. 引張力を軽減する中心材

ケーブルの中心部には、線心数や断面積に応じて隙間ができます。 この中心部の隙間は、高品質な中心材(よく使われる充填材や廃棄素材によるダミーコアではない)で可能な限り埋める必要があります。 それにより撚り構造を確実に支持し、撚りがケーブルの中心に入り込むことを避けられます。

チェーンフレックス

2. 最適化された構造の素線

様々な試験を重ねた結果、耐屈曲性が最適になる素線の径、ピッチ長、ピッチ方向の組合せをイグスは解明しました。個々の素線を非常に細くすれば、柔軟な導体を製造できますが、このような導体にはキンクやよじれが非常に出来やすくなります。

線心の絶縁

3. 線心の絶縁

絶縁材は、ケーブル内部で互いに固着しない仕様でなければなりません。 さらに、撚られた銅線をサポートすることも求められます。 したがってエナジーチェーンでは、数百万kmもの線心テストで品質が実証された最高品質の、高圧押出し成形PVCやTPE材質のみを使用しています。

撚り

4. 撚り

撚り構造は、耐引張性のある安定した中心材の周囲に最適な短いピッチ長で撚られねばなりません。 しかし使用される絶縁材により、この撚り構造はさらにその撚りの中の動きで定義される必要があります。 線心数が12本以上になると、を採用する必要があります。

内被

5. 内被

安価なメリヤス状の布や充填材等ではなく、隙間に食い込む押し出し成形による内被を使用していなければなりません。 この方法により、撚り構造は縦方向に効率的にガイドされるようになります。 さらに、分離したり思わぬ方向に進むことがなくなります。 このような構造の内被は、シールドの強固な基礎となります。

シールド

6. シールド

押し出し成形した内被の外側に施される全体シールドは、最適な編み角度で引き締まったものでなければなりません。 編み構造やそれに包まれている撚り構造が緩んで開いてしまうと、EMC(電磁的適合性)が大幅に悪化し、シールドワイヤーの破断によって急激に作用しなくなることもあります。 引き締まった編み構造の全体シールドは、撚り構造をねじれから保護する効果もあります。

外被

7. 外被

PVC /PUR /TPEの外被は、耐紫外線、低温屈曲性、耐油性、コスト効率などの各要求を満たすことができます。 様々な外被がありますが、優れた耐摩耗性、他の素材に固着しない、柔軟であると同時にサポート機能を持つという特性は共通していなければなりません。 いずれにしても、外被は隙間に食い込むよう高圧で押し出し成形される必要があります。