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クシロスポリマー製ボールベアリングの性能は、内外輪の材質により決まります。低摩耗の高機能ポリマー製ボールベアリングは、高機能プラスチックでできていて、様々な特長があります。これにより、幅広い作業内容に対応することが可能になり、製品寿命も最大限に延ばすことができるようなっています。
ポリマー製ボールベアリングのケージは、内外輪の材質と同じ耐薬品性や耐熱性を有しています。
ステンレス製のボールに加えて、ガラス製、ポリマー製、セラミック製のボールも選択できます。ガラス製ボールは、金属を使わないで、耐薬品性が求められる場合に使用されます。ポリマー製ボールは、大幅に軽量化することができます。ステンレス製ボールは、低コストで耐熱性に優れています。
ボールベアリングなしでは、世界は回りません。
世界をそのまま見ていると、すべてのものは成長し、発展し、動き、そして当たり前のように存在しているように見えます。けれども、人は、ボールベアリングという驚異的な技術については、ほとんど考えていません。自転車、電車、バス、車など、私たちは、毎日の生活の中で、ボールベアリングに接しています。ボールベアリングは、移動手段だけでなく、キッチン用品、ジムでのトレーニング器具、夜のボーリング場でも使われているため、私たちは、あらゆる場所でボールベアリングを目にしているはずです。そもそも、ボールベアリングとは何なのでしょうか? 蒸気機関が開発され、工業化が始まって以来、ボールベアリングは私たちの日常生活に欠かせないものとなりました。
ボールベアリングは、ローラーベアリングとも呼ばれ、内輪と外輪の間の回転体による摩擦抵抗を低減するベアリング部品です。軸とシャフトの位置決めに使用され、タイプによってはラジアル荷重やアキシアル荷重を吸収できます。設計によっては、車輪などの軸に取り付けられた他の部品を回転させることもできます。
粗い汚れによる詰まりがある場合は、ボールベアリングを水洗いしたり、吹き出したりすれば、使用を継続できます。ベアリングの輪とボールに損傷がない場合は、これが可能です。
お客様ごとに、適用分野に応じて、摩耗限界は定義されます。 高精度または位置決め精度が要求されるような作業では、メンテナンス間隔を短くする必要があります。例えば、クシロスガイドローラーを使用しているユーザーで、単純なたわみ作業しか行わない場合は、許容レベルは高くなります。
イグスのポリマー製ボールベアリングは、ラジアルベアリングのすきまが約0.05~0.15mmです。この特性は、滑らかなに走行し、起動トルクが低いことに起因しています。また、開閉式のため、手入れが非常に簡単です。

金属製のボールベアリングは、一般的に、潤滑剤が絶対に必要です。しかし、これをなくすことはできないのでしょうか? イグスのポリマー製ボールベアリングを使えば、無潤滑で運転が可能になります。

イグスのボールベアリングには、厳しい検証試験を実施しています。試験施設での長年の研究の成果として、金属製に比べて、クシロスポリマー製ボールベアリングは多くのメリットを備えていることは分かりました。得られた専門知識は、様々な作業内容に対応できるように、さらなる開発やイノベーションに活用されています。

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1. 取り付け(公差H7)
2. 前面 (ボールが見える側)
3. 後面 (ケージが見える側)
4. 前面側からボールベアリングを圧入する
5. シャフト(公差h6)を面取りして取り付ける
6. 止め輪などによる固定が必要

内径と外径の公差は、取付サイズによって異なります。通常、呼び径に対して、約±0.05mmです。ベアリングの輪は通常、射出成形されているため、もともとある程度の楕円形状をしています。このため、キャリパーを使用して、射出成形点(ある場合)に対して90°の角度をベアリングの全幅にわたって測定します。寸法と公差は、H7ホルダーとh6シャフトを使用する際に、手で容易に圧入できるように設計されています。軸の変位を防止するため、スナップリング(シャフト)とスナップリング(ハウジング)を使用して、追加して固定することをお勧めします。
この2種類のボールベアリングは、通常、開閉式でのみ入手可能です。理由は、このベアリングは、潤滑剤が不要だからです。開閉式設計は、この材質で大きなメリットがあります。汚れが入り込んでも、簡単に除去できて、洗い流したり、圧縮空気で吹き飛ばしたりすることができます。これにより、潤滑剤のせいで、汚れが蓄積することはありません。そのため、金属製異なり、イグスでは潤滑剤を使用していません。

カバーディスク付きクシロスポリマー製ボールベアリング
イグスのオンラインショップでは、さまざまな種類のカバーディスクをお選びいただけます。すべてのベアリングサイズに対応しているわけではありませんが、片側カバーディスクは常に入手可能です。
ボールベアリングは、内輪と外輪、ケージ、回転部品で構成されています。ケージは、ボール形状の回転部品を互いに分離するためにあります。ボールが分離されていないと、互いに****ぶつかって、オーバーヒートします。これはボールの高速回転や摩擦で、破壊的な影響を及ぼします。それでは、ボールをボールベアリングにどのように挿入しているのでしょうか?
オプション1:
DIN 625準拠のラジアル深溝ボールベアリングを見ると、内輪と外輪に顕著なくぼみがあるため、この質問に答えるのは簡単です。内輪と外輪をそれぞれのくぼみまで移動すると、ボールを簡単に溝に挿入し、ケージで固定できます。この場合、ケージはボールの脱落を防ぐ機能を担います。
オプション2:
外輪を加熱し、内輪を冷却して金属製ベアリングをミニチュア設計まで小さくする方法は稀ですが、業界では行われています。その後、内輪と外輪の間にできたスペースに、ボールとケージを簡単に挿入できます。輪の材質を再度、縮小または拡張すると、ボールベアリングは標準寸法に達し、すべてのボールが所定の位置に収まります。イグスでは、最初のオプションのみを対象としていますが、その他にも以下に示す選択肢があります。

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