直動巻取りシステム　RSEL・RSSL

エラストマーバンド (RSEL) やテンションスプリング(RSSL)により最大350mmの巻取り長さ

RSEL・RSSL巻取りシステムを使用することで、ロボットヘッド上のループ形成を回避できます。この2つのシステムは、特に自動車生産用に設計された中～高荷重ロボット用です。また、省スペース設計かつ、エナジーチェーンをロボットアームに近づけて誘導しているため、ロボットの動作範囲を最小限に抑えることが可能です。

RSELおよびRSSLの製品情報

RSE linearと比較して、さらにコストが最適化された巻取り装置
その標準寸法と非常にコンパクトな設計により、RSEL・RSSL巻取りシステムは、あらゆる一般タイプのロボットの第3軸に直接取り付けることが可能
後付けが簡単
エナジーチェーンが垂れ下がって、動作に影響を与えたり動きを阻害することを防ぐ
高速用途で使用可能
最大656mmまでの短いタイプ
中～高ペイロードのロボット向け
直線的なデザインのため、エナジーチェーンの固定端は自由に選択可能

RSELおよびRSSLの寸法図

A、B、Cの寸法は、選択されたチェーンのサイズインデックスによって変化します。
両システムとも、60、65、70、85、100の各サイズをご用意しています。

TR.RSELとTR.RSSLの違い

TR.RSELとTR.RSSLは寸法や外見に違いはありません。大きな違いはシステムの内部にあります。何が違うのか、そして違う理由は何か、確認してみましょう。

TR.RSEL巻取りシステム

製品番号 TR.RSEL.60 は、triflexの(TR) と R(etraction) S(ystem) E(lastic) L(inear)の頭文字を取ったもので、チェーンサイズ 60を表しています。
このシステムでは、エラストマーバンドを使用することで、スムーズで安定した巻取り力を確保しています。
大型で長尺のTR.RSEで実績があるこのエラストマーバンドを、より短尺で低コストなTR.RSELにも採用しました。　

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TR.RSSL巻取りシステム

TR.RSSL.60は、triflexの(TR) と R(etraction) S(ystem) S(pring) L(inear)の頭文字を取ったもので、チェーンサイズ60 を表しています。
エラストマーバンドの代わりに、ばね機構により巻取り力を実現しています。ばねを使用することで、様々な組成が要因となりエラストマーバンドに影響を与える可能性がある、オイルやオイル蒸気を心配しすぎる必要は無くなります。オイルやオイル蒸気が生じない場合は、よりスムーズな動作が可能なTR.RSELの使用をお勧めします。

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