解決方法
ドライリンR リニアベアリング:JUM(ドライリン R)タイプのドライリンリニアベアリングは、ボトルの開栓においてその強みを発揮します。イグリデュールJの滑らかな材質により、高いラジアル荷重に対応し、耐摩耗性が高く、無潤滑で動作します
(図1参照)。
ドライリンR リニアベアリング:Rink社では、クレート単位で開栓する際、開栓ツールの駆動に、
ドライリンフランジ型ベアリング(図1)を使用しています。このベアリングは、コストの高い銅ベアリングの代替品として使えます。これにより、会社のコスト削減を実現し、さらにメンテナンスフリーのため、お客様からも高い評価をいただいています。
イグリデュールすべり軸受とドライリンWリニアガイドネックスリーブリムーバー
(図2)では、ボトルを把持するトグルレバーシステム
(図3)に
イグリデュールすべり軸受が使用されており、ボトルの分離を行うハンドリングユニット
(図4)に
ドライリンWリニアガイドが使用されています。ドライリンWリニアガイドのフィックスおよびフローティングベアリングは、設計により、取り付けられる溶接構造の不正確さを補正することができます。その一方で、非常に長寿命な製品です。
ドライリンR リニアベアリング:Rink社の設計者は、飲料排出ユニット
(図5)のボトル用バブルの軸受部に、
JUMタイプのドライリンリニアベアリングを採用することに決めました。このベアリングは、ステンレス製ハウジングに、交換可能なスライド部を挿入した構造になっています。ここで使用されているイグリデュールJのスライド部材質は、固体潤滑剤を配合した耐摩耗性の高い高機能ポリマーです。無潤滑運転で摩擦係数が非常に低く、耐薬品性にも優れ、湿潤用途でも問題なく使用できます。またこのスライド部は、交換が必要になるまでに400万サイクルの負荷に耐えることができます。