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近代的なごみ焼却プラントを運営するAVG Köln mbH社は、合計4台のバンカークレーンのエネルギーおよび信号供給のアップデートを行いました。ここに、イグスのローラーエナジーチェーンが使用されています。高荷重作業向けチェーンは、スライド走行向けチェーンよりもはるかに少ない摩擦で走行するため、通常の約25%の駆動力しか必要としません。また、過酷な環境条件下でも確実に動作します。お客様は、イグスが設置した信頼性の高いエネルギー供給ソリューションにより、操業を中断することなく、作業を継続できるようになりました。
「例えば、将来的に他のコントロールシステムを使用する場合、チェーンにケーブルを追加するだけで済みませす。トレーリングケーブルでは、そうはいきません。そのため、約75%のチェーンにしか装備されていないのです」
オリバー・M・ハム工学士、エンジニアリング電気・制御技術部門
バンカー2台でエナジーチェーンシステムを4つ組み立てるのは、本当に大変な作業でした。「工場は連続稼動しているため、当社の作業者がシフト管理者と緊密に連携し、厳重な安全予防措置のもとで作業できるのは、週末のごく短い時間だけでした」(ディーター・ライツ氏)そのため、最初にバンカーに保管され、ハッチから搬入された材料は、短い間隔でしか設置できませんでした。その結果、この作業には、クレーン1台につき約4週間分の週末を要しました。その代わり、チェーンを工場でプレハブ化する必要はありませんでした。「最初にチェーンを敷設し、次にケーブルを敷設するというように、段階を踏んで進める必要がありました」(ディーター・ライツ氏)
全体として、イグスの作業者が行ったのは、物流上の作業でした。具体的には、10.65トンのトラフと640メートルのケーブルトレイを敷設しました。エナジーチェーンには、26キロメートルのケーブルと29,218個のセパレーターがあります。2,800本のネジ締めを行い、4,474本の線芯をクランプしました。

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