クシロス ポリマー製ボールベアリング


クシロス ポリマー製ボールベアリングについて詳しく クシロス ポリマー製ボールベアリングについて、材質、種類、利点などの詳細情報が得られます。
クシロス ポリマー製ボールベアリングをオンラインで構成 アプリケーションのパラメータを入力して、ボールベアリングの寿命予測計算が可能です。
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金属製に代わる耐食性を備えたボールベアリング


DIN 625準拠のクシロス ポリマー製ボールベアリングは、潤滑油やグリスが不要で、(ガラスまたは樹脂製ボール使用の場合)耐食性があり、非常に静かに動作します。この特性により、金属製ボールベアリングに代わる費用対効果の高い代替品となります。材質は固体潤滑剤が配合されたトライボポリマー「イグリデュール」のため、軽量で耐薬品性があり非磁性です。そのため医療、包装、食品加工、駆動技術などの分野で安全に使用することができます。クシロス ボールベアリングのポリマーは、ベースポリマー、固体潤滑剤、繊維および充填材の混合物で構成されていますが、ボールは通常、ガラス、樹脂、ステンレス製です。ボールはケージに配置されています。ケージの材質は、当社独自のクシロデュールB180材質、ポリアミド(PA)、ポリプロピレン(PP)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)などがあります。

ボールベアリングとは?

ボールベアリングは、転がり軸受の一種です。転動体が内輪と外輪の間で転がることで、回転摩擦が低減し、ラジアル荷重とアキシアル荷重が吸収されます。多くのアプリケーションで、一方のリングは固定され、もう一方のリングはスチール製ハブやシャフトなどの回転動作部に取り付けられます。リングが回転すると、ケージ内に配置されたボールも転がります。ボールの転がり運動によって、二つの面同士で滑る動作よりも小さな摩擦係数を得ることができます。ボールベアリングは、ボールとリングの接触面が小さいため、他のタイプの転がり軸受に比べて、サイズに対して耐荷重が小さくなる傾向があります。ただし、ある程度の内輪と外輪のミスアライメントを許容します。

イグスのボールベアリングのメリットとは?

  • 100% 無潤滑
  • 軽量
  • 耐食性
  • メンテナンスフリー
  • 最高使用温度+150℃
  • 滑らかな動き
  • 優れた耐薬品性、洗浄可能
  • 金属を使用しない(ガラスと樹脂製ボール使用時)、非磁性
  • 電気的絶縁性 (または導電性)
  • FDA準拠 (材料による)
  • 寿命予測可能

クシロス ポリマー製ボールベアリングは世界中のお客様から信頼を得ています


 
CW Cleaning Solutions社 | Novetrium社Erwin Koppe - Keramische Heizgeräte社 | 株式会社エアレックス | ISAS社 | Ishida Europe社


「滑らかな動きが重要です」

セーアン・マイスナー氏、Krones社 設計エンジニア 「ここで決め手となったのは、ガイドローラーのボールベアリングがスムーズに動くことです。 以前は、同じ部分に金属製ベアリングを使用していました。 しかし、時々滑らかに動かずラベルバンドがその上を滑ってしまうことがありました。 」
 
セーアン・マイスナー氏 | 検査ラベル技術設計エンジニア Krones社

その他お客様の使用事例

クシロス ポリマー製ボールベアリングの使用事例 クシロス ポリマー製ボールベアリングは、包装機械、繊維産業、試験技術や品質保証、モデル製作など、すでに様々な産業分野で使用されています。特に、従来の金属製ボールベアリングが適さない用途で積極的に導入されています。
 
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