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イグス株式会社

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アルカセントラル15階

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長期にわたって溶剤やアルカリに対応する、タイヤ「ソーピング」ステーションのベアリング

イグリデュール丸棒から加工したすべり軸受が、ダウンタイムとメンテナンス費用を削減

概要

  • 要望: タイヤ組立ライン向けに無潤滑のフランジ付ベアリング
  • 製造工程: 丸棒から加工
  • 要件: 耐久性、耐水性、溶剤への耐性
  • 材質: 球面ボール材質はイグリデュールW300、ハウジング材質はイグミッドG
  • 産業: 自動車
  • お客様のメリット: 修理費を2,440ユーロ削減、機械故障の防止とメンテナンス費用の節約で8,400ユーロ削減

 

MC Syncro Supply社の2つの全自動タイヤ組立ラインは、平均約7.5秒でタイヤをリムに取り付けます。 工場は通常週5日3交代制で稼働しているため、一週間の稼働時間は約120時間です。 タイヤソーピングステーションでは、内側からタイヤの直径を決めると同時に、タイヤのビード部にソープを塗布します。 これを可能にするため、ソープは上からブラシに流れ込みます。 余分なソープは、ガイドを通ってタンクに戻ります。タイヤソープステーションに出入りするタイヤは、2本の真鍮軸に取り付けられた歯付きベルトで運搬されまます。


問題: 潤滑剤不足による機械のダウンタイム

ソープにより、内部の金属製ベアリングの潤滑剤が時間の経過とともに洗い流されていました。 長寿命と最高の運転性能を確保するため、金属製ベアリングにとって特にグリースやオイルなどの潤滑剤が不可欠です。

 

最終的に金属製ベアリングは動かなくなり、軸が回転し続けていました。 そして、これはすぐに摩耗しました。 6時間の修理時間と、すべての欠陥部品(軸2本、ベアリング4個、歯付きベルト2本)を610ユーロで交換するという損失につながりました。このような修理を機械ごとに年に2回ずつ行わなければならなかったのです。 修理や機械の故障にかかる費用は数千ユーロにものぼりました。

潤滑剤不要でコストを下げるイグリデュール丸棒製のすべり軸受

両方のタイヤ組立ラインに、摩耗が原因と考えられる異なる欠陥が生じました。 迅速な解決策が必要でした。一方の機械のダメージは先ほど見た通りです。 ベアリングは中心まで錆び、ベアリングシート内の軸もすでに摩耗していました。 ベアリングシートが摩耗していたので、イグリデュール 4穴フランジ付ベアリングが軸の内側に使用されました。 その結果、新しい軸は不要になりました。
 
2つ目の機械ではベアリングの損傷は起きていませんでしたが、近い状態になっていました。 これを防ぐため、イグスは1mの丸棒を供給しました。 イグリデュール製ベアリングはイグリデュール材質から作成することができ、金属ベアリングの置き換えが可能です。 修理、スペアパーツ、メンテナンス、機械のダウンタイムを回避したことによる削減コストは、年間数千ユーロにも及びます。
 

タイヤフィッテイングライン内の、丸棒から作成したすべり軸受

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